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障害は個性ですか?  作者: mask
私たちは障害者です。
21/75

自己紹介⑦

「次は私が行く」

 朝比奈 舞花が相変わらずに不機嫌そうな表情でチョークを手に取る。

「朝比奈 舞花。二年。好きなもの、ああ、うーん、特にない。苦手なもの、うるさい奴。特に緒方さんみたいな人」

「朝比奈さん、酷くない!?」

 緒方が思わず立ち上がる。

「だって本当のことだし」

「なんで黒板に私の名前書くの!?」

「苦手なもの書くんでしょ?」

「そうだけど、何言ってんだこいつって顔で見ないで!?」

「…………ええ、私の障害は――」

「無視!? 無視しないでよ!」

「朝比奈さん、緒方さんが泣きそうだから構ってあげて」

 水瀬がフォローする。

「……緒方さんの世話は加藤くんがすれば良い」

「俺かよ」

「嫌がんないでよ!?」

「私の障害は話すのが苦手です。会話がかみ合わないかもしれませんが、気にしないで。嫌なら話しかけないで。みんなへの一言、緒方さんみたいにならないでください」

「水瀬さーん! 朝比奈さんがいじめる~」

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