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恋
ぽつぽつと街灯の明かりが私を照らす
はち切れそうなこの胸と
わずかに上がったこの声で
君に想いを届けよう
広がる歓喜の声
降り注ぐ祝福の音
長かったこの道の
やっと出発地点に立てた
終わりはまだ見えないけれど
足並みそろえて進んでいきたい
時には僕が 時には君が
指針となって、あるいは光となって
道を示してこの険しい道のりを
一緒に歩んでいこう
次の世代に
僕たちの意思を託しながら
僕は願う
どうか置いて行かないで
どうか先に進まないで
どうか思い残すことがないように
楽園へと旅立ってくれ
他に短編としてあげている詩もあるのでそちらも見てやってください