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怠惰のダンジョン運営―未来の怠惰のために―  作者: しんあい
1章 異世界ダンジョン―聖女―
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 ちょっと短いや。戦闘が下手?あきらめてくれ。

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「え?」


 あぁ案の定ボスは一体だけだと思ってるのか。まぁそれがデフォルトだからしょうがないとはいえ、さっき自分でも行ってたじゃないか。





……非常事態とね。


早速堕落の領域を展開していく。

「!? これは弱体魔法? 光の女神に感謝を、仲間たちに祝福を、聖域をここに」


 聖域の効果で領域がぶつかりあってそれ以上は進まない。やっぱり領域型どうし反対の効果だし無効化されるか。本当にめんどうだな。これが敵全員に張られることを考えたら一人相手につぶすほうが楽だね。やっぱりここで殺さないと。



 「だれです!?」


 さっき作っておいた階段を上って広間に上がる。あ最初のボスの時は普通に床だったよ。僕が行こうと思うと階段が生まれるみたいだ。どうもゲームの演出みたいなものに対しては割と細かく設定できるみたいでね。

 


「初めまして聖女さん。僕は怠惰のレイジーという。都合よくのろのろと単騎で来てくれたからね。刈っておこうかと思ってね」


「怠惰!? ではあなたが、私たちの敵ですか。私は聖女のアレーシャ・カルリア、愛の使徒です。察するにダンジョンの異常もあなたのせいですか。お二人には荷が重いようです。後ろに下がっててください」


「援護くらいはする! ファイヤーランス!」

 もちろん領域によって消える。

「な!?」

「これは私たちには無理そうです。おとなしく任せましょう迷惑になります!」

「っく、わかった」

 そう言って、魔法使いと盗賊は下がっていく。よしよし。まだばれてないのか。

 ところで、愛の使徒とか言ってて恥ずかしくないのかなぁ。愛、嫉妬の対か。嫉妬はあれだけどここまで見てる限り愛は問題なさそうだなぁ。味方があれだからちょっとうらやましい。


「んーそうだね。とりあえず、死んでね」


 特に会話する理由もないしさっさと殺そう。怠け者の見えざる手を使って早速縛り上げる。


「これは!? アドパワーアドパワーアドパワー」

 うっわ。攻撃力ガン上げして無理やり脱出しやがった。


「いきなりですね」


 もう一回怠け者の見えざる手を使うために聖女に手を向けて縛り上げようとするがよけられる。

「その手と連動してるのでしょう? ならよけれるのは簡単です。アドスピード」


 えーダル。僕の手札堕落の領域と怠け者の見えざる手しかないんだけど。そしてドーピング廚か。


「しょうがない。疲れるからやりたくないんだけど!」

 怠惰の領域を全周から聖女の方向に収束させる。出力も全開だ。


「くううう。オールアップ、オールアップ」

 動きは鈍くなったけどまだ動くしドーピング続けて徐々に鈍さが取れていく。


 だけど、腕利きの盗賊なら難なく殺せる遅さだ。



「ごめんね」



 後ろに気配を消して回り込んでいた。女盗賊の短剣が聖女の喉を裂いた。



「なんで…………」






 そう言って聖女は倒れた。


 


 魔法使い? そんなん収束一瞬だけ向けて殺したよ。騒がれても面倒だったしね。


「ふうー終わったー終わったー。これで7対6かー。疲れたぁ、しばらくは絶対怠けてやる」

聖女はこれでおしまいです。後処理が一回入るのかな?予定が未定。そういえばステータスとかあったな。

区切りいいし次に一回入れるか。あと聖女倒した特典とか?

いろいろ考えてみます。

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