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いつのまにか  作者: 皐月
1/1

日常から

その日は一日中雨が降っていた

私はただ呆然と空を見ていた

─傘………、持ってきてないな

そう思っていただけだった

「だからこのルートは…」

と先生が話す

「何にもわからなくね?」

と話す男子

手紙をやり取りする女子

いつもの風景

─…これがゲームやファンタジーだったらな

そう呆然と考える

いつもの風景に


「ただいま」

というにも誰も答えない

それはそうだ

私は独り暮らしに近い

両親は海外で仕事だからだ

いつものようにご飯を作り

いつものように一人で食べる

いつものように風呂に入り

いつものように勉強して

いつものように寝る

毎日毎日同じこと

「…この世界がファンタジーだったらな」

もう一度同じことをいう

「ファンタジー…ね」

そんなところありますよ?

と誰かが言った

…誰か?

「はぁぁぁあ!?」

この家には私しかいないはずなのに!

「あ、失礼しました。私はレイルと言います

エルフという種族であなた様を探しました」

「け、け、警察!警察!」

パニックな私はそんなことはお構いなしだった

「落ち着いてください!」

「無理無理無理!」

近づかないでぇ~!という悲鳴が響く


「もう一度説明させていただきます。

私はレイルです。エルフという種族で

あなた様を探していました」

「なんで?」

ようやく落ち着いた私は少し耳の尖った

少女を上から下までじっくりと見る

よく見れば見るほど人じゃない

「あなた様は我が国の女王、ティアル様の

第一王女フォレル様です」

「頭大丈夫?」

色々失礼だが言ってしまった

だが、私のお母さんは一人だ

おまけでれっきとした日本人

「そこまでいうなら無理矢理でも我が国へ連れてきます!」

バンッと下に何かの紋様がでる

「!!!?」

「ループ!」

私はこれからどうなるんだ?

この変な生物と

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