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第八十四話 会議

レベル制にしてしまった…

反省はするけれど後悔はしない!w

「そろそろ着くんで用意しといてや」

「チカたちまでありがと」

「ありがと…」

「ついでだついで」

「そうだよ」


アキトが火の国を出て2日…

俺らは火の国を出発し、数分足らずで流通都市、王都ヴァルガンノへと来た。

勇者同士の会議というものだ。

…しっかしな…アキトの弟がいるんだよな…


「…着いたで、ほないってらっしゃい」


御者が言い、馬車が止まる。

…城がもう目の前だ…


「凄い!火の国とは全然違う景色!」


チカが何やら騒いでいるな。

ここはもう大陸が違うんだ。

そうそう同じなワケないだろう。


「…いこ」

「え?ああそうだね!」


チカたちは先に城へと向かった。


「…俺らも行くか」

「うん!」


俺の言葉にフィリアは元気よく頷いた。





うおぉ…でっけぇ城だな…

…で、どこに行きゃいいんだこれ?

謁見の間か?

会議室か?

まずどこだ?


「リュウどこにいけばいいかな?」

「知るかっ」

「ううん…じゃあこっち!」


フィリアが指を指した方向へ俺は進んだ…





「あ、リュウ!」

「…来た」

「…」

「…」


そこにいたのはチカ、リリィ、それに黄髪のメガネ男に黄髪のクール女だ。


「皆揃ったから入りましょ!」

「うん…」

「行くか…」

「ああ…」

「なんだ…私たち待ちだったんだ」

「はぁ…王に謁見しないでこっち来て良かったのか…?」


疑問に思ったことを口にする。


「今、王さまここにいるよ」


チカが答えてくれた。

…謁見の間行っても無駄足ってことか


俺らが入った場所は、正に会議をするために作られたような場所だった。

細長いテーブルにそれに沿って並べられたイスがずらぁ…っと並んでいる。


「…よく来たな。勇者とその巫女たちよ!」


テーブルの一番奥…大きなイスから立ち上がりそう叫んだ人物がいた。

…王の風格を感じさせた服装に身を包み、頭には王冠を被っている。

年齢は俺らよりやや高いだろうな。

髪は黄色…いや金色か?

顔はイケメンだろうな。


「早速だが勇者同士で話し合いをしてもらおう。…いや、まずは自己紹介が先だな。まぁ、まずは座りたまえ。」


…王の言うがままに勇者共とその巫女は座っていく。

俺は最後に座ったので王とは少し離れている。


「…では自己紹介するな。は、ウィーレス・田中=ヴァルガンノだ。ウィーレと呼んでくれ」


ぶはっ!!

タナカ=ヴァルガンノ!

…笑いを堪えるのに必死になって俺は俯いている。


「…どうした?勇者殿たちは?」


…良かった、俺だけじゃなかった。

チカは口を抑えているし黄髪メガネはメガネを指で抑えている。


「…今回の会議は勇者同士、顔を確認し、信頼を深めあう会議だ。…だがその前に風の国の勇者が見当たらんな…何処へ行ったのだ?」


「…失礼…少し出掛けていた。」

「すみません。わたくしのご用で遅くなってしまいました。」


…いつの間に部屋に…!

会議の間の入り口に現れたのは金色のロングヘアーの女と…


アキトの弟…ユウトくんの姿だった…


「ユウトくんか!?」

「…リュウ…兄さん……兄さんも勇者なんですね」


もって事はやはりユウトくんも勇者なのだろう。

ユウトくんはコツコツと歩きながらイスへと座る。

無論、一緒の女もだ。


「…なんでユウトくんがいるん…!」


「…水の勇者殿、私語は慎んでもらいたいのだが?」


…威圧…

ウィーレという男から感じ取った…

体が何故か危険と思ってしまい、喋ることが出来ないな…

っち!

なんなんだ…!


「…ではまず風の国の勇者から自己紹介を…」

「ああ…俺の名前はユウト イッシン。今は二刀流を扱い、魔法もすべての属性が使える。さらに固有の魔法が数個あるが…今は使えないものばかりだ。」


おいおい…

全部の属性ってなんだ?

もはやチートなんじゃね?

次に金髪の女が話す。


わたくしのお名前はシル。光の援護魔法が使えます。他にもありますが、今はこれだけ伝えればよろしいでしょう。」


「ふむ、次は火の国の勇者。」


チカだな。


「は、はい。チカはチカ カノウ。チカは今はレイピアを使っていますけれどあまり得意じゃありません。次に魔法は火の魔法を少し使えます。」


次にリリィが話す。


「…リリィ・ハーツ…火の魔法で…助ける」


…終わり?

王も少しどうしようか考えた後、進めた。


「次に雷の国の勇者…」


黄髪のメガネが喋り出す。


「…俺はセイジ キタハラ。以上だ。」


…みじかっ

…なんなんだアイツ…

次に黄髪女


「…私はカトレーヌ・ダイヤ。雷の国の巫女だ。武器はアイアンソードを使っている。魔法はそれほど得意ではないが付与エンチャント系統ならば雷属性のが使える。」


…前衛だろうな。うん。


「次は水の国の勇者。」


俺だな…


「俺はリュウ シロサキ。今はヤリを扱っている。問題は魔法より物理型ってところだ。」


こんぐらいでいいだろ。

そこで言葉を止め、フィリアと代わる。


「…私はフィリア・クラブ。水の巫女です。私はね水と氷の魔法が使えるの。それで私はブーメランっていう武器を使うけれど基本的には魔法を使うことになります!」


…私はって何回使った?


「ふぅ…っと失礼。自己紹介は終わったな。ではこれより、勇者殿たちには魔王討伐をしてもらいたいのだが、今のままの強さでは無理だろう。…これを見てもらいたい。」


そう言って王が取り出したのは一つの機械。

…俺の世界のスマートフォンみたいだな。


「これは最近開発された、今の自分の肉体的強さ等を数値化する道具だ。」


…うん?

数値化ってゲームか?


「体を動かしていけば無論その値は上昇するが、数十年前から分かった事でな、魔物を倒していけばその値が効率よく上がっていくのだ。」


…つまり経験値を上げてレベルが上がるんだろ?


「魔王討伐には少なくともレベル…いや、強さが約200は必要なのではと言われている。」

「…なんで噂なのかな?」


チカが質問する。


「…魔王の具体的なレベル…強さがまだ分かっていないからだ。」


…確か百年で勇者召喚…か…

しかも最近その装置が出来たんなら仕方ねえよな。

ってかなんで数値化されるんだ?

魔法ってヤツなのか?


「…それでは巫女も含めて皆に一つずつ渡す。これは少し高価だが、流通都市の店に売っている。無くしたらそこで買うといい。」


少し高価って…

こういう少しってかなり高いんだよな…


そう思い、スマホ(仮)を手にした。

…画面には何やら文字が表れて…



レベル6

体力105/108

魔力54/54

筋力53/53

守力39/39

瞬力106/104

次のレベルまで52p


…いや…

ここゲームの世界か?

未だチュートリアル…だと!?w

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