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第七十六話 到着

鋭い風ちゃうんだよねぇw

僕らは風の国へ向かった。

検問所を抜け、そこで花の村の場所が記されている地図を広げた。

僕らはこの地図でいう右下にいるみたい。

そこから…

真っ直ぐ北かな

近くには森があるみたいだ。

因みにシオリたちの村は西の方角だったと思う。


「アキト、ウィンドバード!」


シオリが叫んだ先に、戦った事のある鳥の魔物が現れる。


「いつも通り、行こう!」


僕は刀を抜き、走り出す。

ウィンドバードは上昇。

やっぱり地上戦にはさせてくれないや…

跳躍し、ダメもとで刀を振るう。

…やっぱり無理だったけれど


「アローエッジッ!」


シオリの声と共に矢が放たれる。

それはウィンドバードの翼に命中し、ウィンドバードは地面へと落下していく。


その瞬間を見計らい、僕は地面から刀を振るった。

…ウィンドバードは真っ二つになり、絶命する。


「やったわね!」

「…うん」


一応の連携は取れてるってみていいのかな…


「…行こう」

「ええ」


日が傾き始めている中、僕らは花の村へと向かう。





「…後少し…」


花の村が見えてきているのだけれど、花の村に近づいていくたびに植物の魔物が多くなっているみたいだ。

人食い草とかプラントとか…

てかプラントって直訳で植物だから名前改名してほしい。

人食い草は足がどでかい葉っぱで、ふとい茎で人でいう胴体を形成している。

大きさは人間の大人くらいの大きさ。

手はなく、牙を生やした頭がある魔物だ。

目がなく、花もない。

それでも人を感知できるのは、熱を敏感に感じとって行動しているからだそうだ。

プラントは人形の魔物で、全身が植物のつるで出来ているみたいだ。

大きさは人の小学校高学年くらいの大きさ。

鼻はないが、一つ、大きな目が頭についている。

どちらも人を襲うらしい。

人食い草は捕食。

プラントは巻き付いて人から養分をすいとるみたいだ。

うん…どっちも残酷だ…

因みに全部リート情報。

火の国で魔物の詳細が分かるようになったとか。

便利になってる。


『生き物に向かって便利は…ひどい…』


…気をつけよう


「…敵ね…これは…ブルームイーター…!」

「…写真の通りだけど…変異種ってヤツはどんな姿なんだろう…」


ブルームイーターは足が四つ葉っぱのようなものでまかなわれ、胴体は茎、手はないが頭の花の中心に口があるのだ。

大きさは意外と小さく、小学校入りたての子供の大きさくらい。

コイツも熱を感じとって行動するみたいだが人食い草より知能はあるらしい。

…リート情報。


「倒そう…!」

「ええ!」


僕は刀を抜いて、シオリが弓を用意する。

僕は前へ出てブルームイーターの注意を引く。

ブルームイーターは僕に近づいて口を閉じ、何か含んで吐き出してきた。

それほど早くはないので避ける。

うえ…

シュウウウ…とかいってるから消化液…?

当たったらヤバそう…


鋭き風(ウィンドエッジ)ッ!」


シオリの魔法でブルームイーターは散り散りになった。

それほど強くはないのは頷ける。

…一歩間違うと死ぬけど


「呆気ないわね…」

「だけど油断しちゃ駄目だよ」

「わ、分かってるわ」


僕らは花の村へと急ぐ。


………


「ついた…」

「やっと休めるわね…」


夕方…僕らは花の村へとついた。

あれから何度も植物の魔物と戦った。

ブルームイーターからの消化液を一度くらってしばらくしたけれど少し痛みが走っただけで何ともない。

一撃死じゃなかったのは本当に幸運だった。


「今日は宿に泊まって…」


「たっ…大変だっ!!」


…?

村の奥で人の声…

よほど慌ててるみたい。


「またアイツが来やがった!」

「な…!アイツらが倒したんじゃないのか!?」

「そ、そんな…村一番のあの人らでも駄目だったなんて…」

「誰かあの化け物を森へ撃退しろぉ!!」

「お前が行けよ!」

「命がいくつあってもたんねぇよ!!」



「…シオリ、どうする?」

「アキトなら…私が何するか分かるでしょ?」

「…そうだね、行こう…!」


僕らは村の奥へと行く…


そして外へと出ると、森から2階建ての家くらいの大きさの植物がのそのそと村へと来ているのが確認できた。

しかも、周りにはウジャウジャ植物系の魔物がいる。


「…あれが…ブルームイーターの変異種…」


どでかい花の頭…

そこから下は無数の蔓のようなもので形成されている。

…原形留めているのは頭くらいだよ


『ブルームマンイーター…人を食べるの…好む…前戦ったレッドラットみたいなモノ…だけど…』


「…なんか…統制してるみたいだ…」

「…群ね…確か一匹の魔物が周りの魔物を統制してるの。知能の高い魔物ならよくやるけれどまさか植物が…」


ブルームマンイーターの周りの魔物は…

人食い草、ブルームイーター、プラントだけだ。

どれもこの周辺にいるやつばかり。


「…シオリ、後衛で援護を頼むね」

「…気をつけて…ケガしたら許さないから…」


僕は刀を構えて植物系の魔物どもの中へ飛び込んだ。

…そして、ぶんまわす!

周りにいた魔物は散っていった。


「…さて…僕らが相手だよ!」

アキト(…まだブルームマンイーターまで遠い…!周りの奴等をなぎはらっていかないと!)


シオリ(…アキトはあの大きな魔物を狙うハズ…私は周りを片づけて、アキトが危ないときは援護魔法ね…!)

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