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「ある占い師の告白」

作者: 結晶蜘蛛

 告白します。私は実は人の破滅を見るのが好きな占い師なのです

 私は未来を力を持っており、人の未来を言い当てることができました。人の絶望している顔を見るためには、まず相手を信じさせる必要があるから、私は他の人につくし、占いで助けてまいりました。

 ところがあまりにも未来を言い当て、他者を助け過ぎたため、私を中心とした宗教ができてしまいました』

 あれから数十年、私は周囲の希望を叶え続け億単位の信者を抱え、彼らの未来を予言し、よき方向へ導きました。

 そして私はついには死の床につくあたりに5つの予言を残すことにしました。

 1つ目は1年後、2つ目は5年後、3つ目は10年後、4つ目は25年後の未来を予言したものです。 

 そして、5つ目の予言書はまったくもってデタラメの世界の破滅を予言するものでした。

 私は皆さまが将来、浮かべる顔を予想し、心安らかに天寿を全うしました。

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