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魔力10の退魔師
この世には、突然現れた魔が居た。
それらは、人々の生活を脅かすものであった。
魔を祓う者を退魔師呼んだ。
上級退魔師になるには、最低でも魔力1万はいるだろうと言われていた。
そんな中、魔力10で上級退魔師になった男が居た。
「うわあああ。ダンプに轢かれて死んじまうぅぅぅ!!」
それでも実力は折り紙付き。
轢かれる間際、高々と跳躍して魔力の剣で一太刀。
これでダンプに宿った魔は祓われた。
「はぁはぁはぁ、死ぬかと思った」
本当に、折り紙付きよ?
「おい!そこ!退魔師見習い、次に行くぞ」
あの人、魔力10なのにどうやって戦っているんでしょうか?理由を聞いても出来るものなのか気になります。
「監督官、了解しました」
今日も今日とて慌ただしい1日が幕を開けました。