異世界
俺は岡田ナオトだ。
高校デビューに失敗し、引きこもりになりそのまま高校を退学、いわゆるくそニートってやつだ。
でもそんな俺でも生きる理由があった、それは、、、、
「俺の嫁だあああああああああああ!!!」
とフィギュアを高く持ち上げ叫んだ
いやーほんとにいつみてもかわいいなーと頬をすりすりした
「うるせぇ!」
と階段を素早く駆け上がり、扉を開けた
こいつは俺の妹岡田マヒロだ、家族は基本的に引きこもった事には何も言わない、でも妹だけは言ってくる
「どうした我が妹よ、そんなに怒って、生理か?」
ゆっくり近づいてきて足を上げた。
来る
「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
かかと落としを決めてきた
「ナ、ナイスキック、、、」
これはいつもしている掛け合いだ。
相変わらず痛いでも、何だかいつもよりもっと痛く感じた。
「いつまでやってるの!ほらさっさと行くよ!」
と言いドアを閉めようとした。
「どこに?」
「あ・さ・ご・は・ん・」
扉をいきよいよく閉めた。
「おう、今行くーーー」
いつもの位置にフィギュアを戻してと、よしこれでオーケー、朝メシ食いに行くか
あれ、急に力が、息ができない、、まずい。
「ナオト早く!」
「っはぁ、はぁはぁあれ、どこだここ、それに今の声なんだ?」
気が付くといきなり草原にいた。
草原にはスライムのようなものがいた。
「まさか、異世界きたああああああああああ!!!」
俺は困惑よりも嬉しさが勝った。
「もしかして、異世界ってことは魔法とか使えちゃったりして、魔王を討伐してとか言われたりー、はっ!、も、もしかしたらハーレム系とかも、ありえる!」
異世界ではどんな事が起こるかなぁー。
「まぁいいとりあえず魔法だ、魔法、俺にはどんな魔法が使えるのかなー」
上から何かが
「?なんだよ俺の初魔法の邪魔をするんじゃねぇよ」
と飛んできた何かにそう言い放った
「あれなんか飛んでね、、」
それは引きニートの俺にはすぐわかった。
「あのぉーもしかしてドラゴンさんだったり、」
ド、ド、ド、ドラゴン!!!???
「おっとあぶねぇ逃げちゃダメなんだ俺は将来魔王を倒す男!ここで逃げられない!」
危うくちびるところだったじゃねぇか!
「くらえ!」
「エクスプロージョン!!!」
・・・
あれ
「ならこれでどうだ!」
「インフェルノ!」
・・・
あれ
「なんでだよぉぉぉぉ」
ドラゴンが何かしようとしてくる。
「あのぉ何とか見逃してもらえる事はできませんかね?」
ドラゴンは動作を辞めない
「そうですよね無理ですよね」
「うわあああああああああ」
その瞬間意識がなくなった。
「おい!おい!大丈夫か兄ちゃん」
「あれここは、そうだドラゴンは?」
「ドラゴンなら逃げたぜ、」
「ほんとか?それならよかった」
とりあえず一安心だ。
「兄ちゃんそれより裸、どうにかしたほうがいいぜ」
「?えぇ!なんで裸なの?俺!」
急いで体を隠した。
「おい、エマどうにかしてくれ」
誰だ?
「分かった!」
「ちょっとなにを」
その瞬間体が光った。