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〜異世界転生ならぬ異世界混合世界〜

初投稿の花月凛です!

なろう小説はずっと好きだったのでこの作品ができて嬉しい限りです、閲覧してくださっている皆様がこの作品を少しでも楽しめたら幸いです!

時は20XX年、人類は栄え、緩やかに滅びゆく時代となった。

そんな時、世界宇宙化学機関(SUI)はある小惑星を見つける。


小惑星にて人類は世界のロマンである地球外生命体と遭遇。

地球外生命体と盟約を交わした地球外生命体は人類にこう言う


「地球とこちらの世界を同化させる代わりに『操術』を、人類にも授けよう」と。


操術は偉大な人類の進歩だった、科学が発展した20XX年にも魔法やら超能力やらは到底実現出来るはずも無く、人類はまだ見ぬロマンを追い求め、諦めていたのだから。


地球は近代的な高層ビルとRPGのような世界観が混合する都市となり、いつもの日常はファンタジーのようになっていった。

学校は「操術専門学校」へ変化し、文房具屋は「操術専門売買屋」へと、世界はおびただしい速さで変わっていった。


学生は中学から家族と離れ寮生活を義務付けられ、模試などは操術戦闘へと変わり、人類は古き良きものを大事に、では無く変化をひたすら求めていった。そんなことをしているうちに、世界は平和では無くなって行く。

魔物は沸き、そこらの盗賊から襲われる世の中へ変わっていった。このままでは行けない、と思った人類は操術専門学校とは別に政府公認非公開操術機関(R・Q・I)とR・Q・I育成学校を作成、操術専門学校という表で堂々と世界を守る機関とは逆に裏の世界でひっそりと世界を守る機関を作り上げた。


この物語は、そんな世界に生きる僕のお話ー…



「それじゃあ、行ってきますっ」

満点の雲一つない空の下、玄関のドアを開けたのは僕、星月(しょうげつ)れんり。一人称は僕だけど女の子だよ!

家族に見送られながら、自己紹介でもするとしよう!

今日から僕はR・Q・I育成学校に所属することになったんだ!

僕は一人前の操術使いを目指して親元を離れて今日から寮生活なんだ!離れるのは寂しいけど楽しみではあるな!


電気操術型バスに乗り込んで窓際の席に座るとほら、近未来的なタワーとRPGのような世界観の街が広がっているでしょ?


異世界と同化して世界はどんどん変わり始めた。3つのバス停を超えたらとうとう着いた!育成学校に!



「わぁ〜!すごい!広い!眩しい〜」

陰りの無いガラスに反射している太陽光、花がすくすくと育っている花壇、大きな煉瓦造りの門、すごい…

言葉を圧巻される程だ。パスポートをカバンから取り出して門に近づく。

門の近くにパスポートをかざすと「ありがとうございました、お入りください」という音声と共にギィと扉が開いていく。

敷地外もあんなにすごかったのだから中もすごいんだろうなぁと思っていた予想以上にきらきらと輝いていた。

僕はこれから始まる生活に胸を弾ませながら一歩、また一歩と近づいていく。

玄関の扉を開けると赤い絨毯の履かれたエントランスが広がっており、新しい出会いに会話を弾ませる新入生がいた。

育成学校は専門学校より人数が少ないため、18人程度ではあるが、顔見知りは一人もいない。不安もあるが楽しみの方が勝つ!入学式まではあと15分、エントランスを歩き回っておこう、と。


数々の英雄の写真、浮力操術で浮いている宝石などなど、操術が最大限に使ってある。


横を見たばかりいると、



「ひゃっ?!」



ぶつかってしまった…


「ごごごごごごごごめんなさい!!!」


相手にとっっっても謝られた…!申し訳ない…僕がよそ見してたからなのに…


「こっこちらこそごめんなさい…!!

 僕がよそ見してたから…申し訳ないです…っ」


謝った女の子は息を飲むほど可愛かった。

茶髪な髪をツインテールにしている女の子。あまり焼けていない肌、左右で色が違う瞳。僕は衝動で話しかけた。


「僕、星月れんり!君の名前は?」


もしかしたら初の友達になるかもしれないんだもん!

聞いておいて損は無いよね!


「あっえと、私の名前は…」

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