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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

訳あり王女は呪われた王子と幸せな家庭を築くことを誓います

作者:梁土
 運河が北から南へ複数流れているリローテッドはその運河を使った貿易が盛んな比較的小さな国である。北に科学技術が盛んな帝国、南に魔術に長けている公国に挟まれたこの国はいつ戦争に巻き込まれてもおかしくない、そんな危うい国でもあった。その国に唯一の王女であるロゼッタはもうすぐ十八を迎える。普通の王族なら婚約をとっくの昔に済ませている歳だ。どうしてそんな歳まで独り身なのかは深い訳があった。
そんな王女のもとにある見合い話が飛び込んできた。お相手は帝国の第三王子。友好の証として、帝国の王子と婚姻する、それはリローテッドにとって悪くない話。しかし、問題は王子もまた訳ありだった。

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