第8話「謎のプレゼントとクラン」
〜前回〜
いつきはレインからゲームのことを色々と聞きゲームのことを知った。
そして手持ちポイントで拳銃を買うことにしたのだが拳銃と謎の棒があった。
20センチぐらいの片手で持てるぐらいの棒だった。
「何だ?この棒」
俺はそう言い残し棒を手に持った。何が起こるかもしれないと期待したからだ。しかし何も起こらなかった。
「何もないじゃないか」
「こんなの何に使えるんだ?」
「強く何かをイメージしたらいいんじゃないかしら?」
俺はレインに言われるがまま想像してみた。
イメージしたのはレインのような刀を想像していた。
すると輝きもない黒い刃が棒から出て来て剣になった。棒を持ち手にし黒い刃が伸びている。
「これは凄い」
「よかったじゃない」
俺は驚きで声も出なかった。何も喋らないせいか無言が続いた。
「あ、あのさ…」
レインが言いづらそうに言った。
「約束通りクラン(チームまたは家族)を組んであげるわよ」
レインはさっきまで恥ずかしそうに言っていたのに急に強い口調になった。
「そんな約束したっけ?」
「最初にあなたから持ちかけて来たじゃない!まさか忘れたとでも言うのかしら?」
あっやばい、そんなこと言った覚えがないこともない。俺はレインが刀を取り出して今にも斬りつけそうな雰囲気を感じので忘れていないふりをした。
「お、覚えてるに決まってるじゃないかー。冗談だよ冗談」
「あらそう、それならいいわ」
あー危なかった。よかったよかった俺もそこまでKYじゃねーしな!いやーでもすっかり忘れてたぜ。
まぁなんやかんやで俺はレインとクラン(家族またはチーム)を組むことになった。
「まずは名前を決めなくちゃね」
レインは少し嬉しそうにしている。
何故だろう?
俺はふと思い出した。
そういえばレインずっと始まってからソロって言ってたな。
〜回想〜
「これで説明は終わりよ」
「ありがとう」
「あのさレインはチームとかいないのか?」
「ええ、クランには入らないソロプレーヤーよ」
俺は不思議に思った。理由はクランを組んでいる方が圧倒的に有利だと思うからだ。
「それじゃ不利じゃないか?」
「そんなことないわ、6人ぐらいのクランなんてすぐ全滅させれるわ」
どんだけ強いんだよ!
「まぁいつきなら簡単なことでしょうね」
「なんでだ?」
「私より強いんだもの」
一回たまたまうまくいっただけだろ!
俺は心の中でツッコミを入れた。そして話しを俺の話しからずらした。
「レインはずっとソロなのか?」
「ええ、そうよ」
「始まった時からずっと…」
〜回想終わり〜
そんなことは置いといて俺は名前決めを真剣に考え始めた。
結構難しいものだな。
俺とレインの名前決めは決まらない。
「リーダーはいつきなのだからいつきに関した何かがいいわね」
「ちょっと待て!」
俺は俺がリーダーということに疑問を持った。それよりも俺がリーダーとなっていることに驚いた。
「聞いてないぞ!そんなの!」
「当たり前よ、言ってないもの」
レインは当たり前のかのようにシレッとした顔で言った。そんなこんなで俺はリーダーということになってしまった。名前は俺に関した名前。俺の漆黒の剣と盗人のなんでも食らいつくというところから決まった。
名は〝ブラックウルフ〟




