第7話「ゲーム内容」
〜前回〜
いつきはレインの心臓と能力を盗み降伏させることに成功した。
レインにゲームのことを教えてもらい大体のことは分かった。
簡単にまとめるとこうだ。
・ポイントとという硬貨の役割をするものがある。
・ポイントを現金に交換することも出来る。
・携帯に勝手に死神アプリというものがインストール
されている。
・アプリを使うと自分のポイント数とランクそしてシ ョップというものが使える。
・ショップでは武器などをポイントで買うことができ
る。
・武器はその場にテレポートで送られてくる。
・イベントがあり適当に数百人選ばれる。
・クラン(チームまたは家族)がある。人数制限はない。
まぁこんなところだ。
俺はさっそくショップを使ってみることにした。だってどんなんなのか気になるから。っとその前に自分の情報を確認した。
名前 いつき
ランク 32位
ポイント 8030ポイント
クラン 無所属
まぁ、こんな感じかー。ん?あれあれ?ポイントが…
「8030ポイント!?」
「私に勝ったからよ」
「降参した相手からは相手の手持ちポイントの三分
の一もらえるのよ」
俺は驚いた。これにないほど驚いた。
レインのやつどんだけ持ってんだよ!てか勝っただけでこんな貰えんの?
「最初にもらえる30ポイントだけでも拳銃買えるわよ」
「1ポイント何円ぐらいなんだ?」
「一万円よ」
一万円…そんだけあればうまい棒千本は買えるぞ!?それが30ポイントも最初からあるなんて…価値観が狂いそうだ。
興味本位で俺はついつい拳銃の値段を見てしまった。
『5ポイント』
「5ポイントってことはえっとー…」
「五万円よ」
「相変わらず1ポイントの価値高くないか!?」
俺は突っ込むかのように言った。
だってうまい棒五千本も…
「そうかしら?」
レインはケロッとしている。
お前、うまい棒で考えてみろや!ケロっとなんてしてらんねーぞ!
まぁ、それはまた別の時に説教するとして俺は取りあえず拳銃を買うことにする。
『拳銃5ポイント 購入しますか?』
『YES or NO』
俺はYESを選ぶ。ここでNOを選ぶのはまずありえないだろう。
『テレポートを開始します』
俺の前に箱が現れた。その箱の中には拳銃が入っていた。
おぉー!!急に現れた…すげぇ。
数秒後もう一つの箱が来た。
「何だこれ?」
「俺が注文したのは拳銃一丁だけだぞ?」
「何でだろう、不思議だわ」
レインも分からないようだ。
ピロロン♪
俺のスマホがなる。スマホを見るとReaperゲームの送信者と同じアドレスからメールが来ていた。
『もう一つの箱は運営からのプレゼントだよ♪』
俺は箱を開けてみることにした
するとそこには棒のようなものが入っている。
なんだこれ?うまい棒?
Reaperゲームルール補足
戦闘の時
プレーヤー同士の戦闘が始まると半径100メートル以内にいるプレーヤー以外の人は100メートル以上先に洗脳されて自然と無意識に向かう。
洗脳方法は音が辺り一面と鳴り聞いたもののみなる。
そして半径100メートル以内に入ることはプレーヤー以外はできない。
プレーヤーが壊したものは後に運営がこっそりと修復している。
ゲームが終わった後100メートル以内にもともといた人は元の場所に自然と戻っていく。
現場の写真などは抹消され、100メートル先に向かった時の記憶は抹消されている。