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Reaperゲーム  作者: pitofuin
29/39

第29話「英雄の刀」

「回り込め!敵を一掃するぞ!」


指揮官らしき男が叫ぶ。

すると右側からデスエボラ数名が襲いかかる。


「死ねっ!」


ブシュ グシャ


指揮官の男は持っていた刀で一網打尽にした。

そして刀をしまう。


「てめーら、おされてんじゃねーぞ」

「桐山中佐!」

「なんだ?」

「右翼部隊が殲滅に完了したようです!」

「よしそこから一気に叩くぞ」

「はっ!」


本体が右翼部隊と合流するために移動した。

この時桐山は知らなかった。

前衛部隊は全滅していたことに…

そして能力者と普通の人間との力の差を…

もしこの時このことを知っていれば損害は少なくなっていただろう。


「一気に叩くぞ!総員突撃!」

「おぉー!」


突撃しようとした時50人くらいの敵が目の前に立っていた。

真ん中には眼帯をした男、後ろには様々な武器を持った奴らが立っていた。


「撃てー!!」


ダダダダダダダダダ


銃声が鳴り響く。

命中したと思われた弾丸は無意味だった。

そう真ん中の眼帯の敵の能力は風圧。

圧力を操れる能力だ。


「クソッ効かないか、斬撃部隊前へ進め!」

「おぉーー!!」


斬撃部隊主に剣や槍を主力とした部隊だ。

つまり近距離戦用部隊というわけだ。


「お前ら行け」

「了解です」


敵のリーダーらしき男が命令するとデスエボラも攻撃に出た。

能力者の方が力は上だが数で見事大体は制圧することができた。

残っていたのは数名と眼帯の男だけどなった。


「後は俺がやるお前らは下がってろ」

「しかし桐山隊長危険です」


部下が止めようとする。


「あなたたち桐山隊長が信じれないというの?」


一人の女が怒った口調で言う。


「まぁまぁ、抑えろ恵里(えり)


桐山が恵里という女をおさめる。


「んじゃいっちょやりますか」


桐山は刀を抜いた。


「我に力を貸せオーガ!」


桐山がそう言ったとき黒い炎のようなものが桐山をまとった。

すると刀は黒くなり赤いラインが入っていた。


「あ、あれが英雄の刀!世界に7本しかないという…」


英雄の刀とはかつて神を殺した最強の7人がそれぞれ持っていた刀のことだ。

Reaperゲームもここから始まったと言っても過言ではない。


「いくぞ」


桐山が眼帯の奴との距離を一気に縮める。

反応しきれなかった眼帯の奴(ここでは眼帯と呼ぶことにする)が左腕で庇い切り落とされる。

桐山は容赦なく次の一手を入れた。

が眼帯はとっさに能力を使い防ぐ。

しかしこれをチャンスと見た桐山はガラ空きだった腹を足で蹴り、蹴り飛ばす。

意識が蹴られたことにいった眼帯は桐山の追撃には反応できはしなかった。


「クソッ雑魚がー!!!」


そう眼帯が言い残した後桐山は首を切り落とした。


「す、すごい」


部下たちがかなり驚いている。

桐山は眼帯の死体を見ながら言った。


「雑魚はお前だ」


ちなみにいつきが持っている刀通称リーベンも英雄の刀の一本なのでアール!

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