第28話「要塞の倉庫」
申し訳ありませんでした!
最近僕はサボり気味で…(;_;)
色々忙しくておろそかにしていました。
先の展開ばかり考えてしまってなかなか話が進みません。
うえーん(;_;)
ごめんなさいだ
ついに倉庫の近くまでつくことができた。
途中誰にも会わなかったことは不幸中の幸いだろう。
倉庫の周りには少なからず100名程度の兵がいる。
そして何よりも倉庫が倉庫というより要塞のように俺には見えた。
「おいおいあれは倉庫というより要塞だな」
「なんでもいいからさー早く殺そうよー」
アイナがあきれた感じで言った。
待ち遠しいようだ。
「始まったぞ」
「えっ?」
俺はゴーストが急に言ったためなんのことか分からなかったがすぐに分かった。
そう自衛隊とデスエボラとの戦いが始まったのだ。
自衛隊の方が一方的にボコられるかと思っていたが流石に訓練してるだけのことはあった。
そして何よりも倉庫周辺にいたデスエボラよりも数が多かった。
「これをきにいくぞ、チャンスを逃すなよ」
一斉に倉庫へと走り出す。
周辺の警備をしていた奴らは自衛隊との戦いへと向かったようだ。
「こいつらバカなのか?」
「そうみたいだねキャハハハ」
普通なら回り込まれたりするかもしれないと考えたりして警備は残しておくものだがこいつらはそんなことはしていない。
つまりバカなんだな。
しかしこちらにとってはありがたいことだった。
アイナが扉を勢いよく粉々に粉砕する。
中もまるで要塞だった。
「どこにいるんだろう…」
そう俺は呟いた。
すると思わぬいや予想していただろう事態におちいった。
「侵入者だ!」
倉庫いや要塞の中を見回っていた敵兵が俺らを見つけた。
「クソッ敵を呼ばれた」
アイナが勢いよく飛び出して敵の首を掴んだ。
「人質はどこにいる?答えろ!」
少し遠くから見ている俺でも怖い。
なるべくアイナとは喧嘩したくないものだ。
「こ、ここを真っ直ぐに行ってひ、ひだりに曲がったところにあると、とびらの先…」
敵は怯えた様子で答える。
可愛そうに見えてくる。
「始祖の能力者を絶対に助かなければ」
ゴーストが呟いたが俺は聞き取ることができなかった。
もしこの時聞こえていればこの先に起こる展開にはならなかったかもしれない。
俺たちは走り出し扉の前へとついた。
「開けるぞ」
俺はそういうと扉を開けた。
ギギギギギギ
扉の重い音が響き渡る。
中には数百人の一般人が閉じ込められていた。
だがなぜこんなにも人質の数が少ないのだろうか?
おかしくはないか?
1万5千人はいるとされた人質が数百人しかいなかったのだ。
「これは殺されましたね」
ゴーストの部下が言った。
俺は真ん中の方に結衣らしき影を見つけた。
「結衣!」
「っ!お兄ちゃん!」
ガンバルゾー




