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Reaperゲーム  作者: pitofuin
23/39

第23話「運営者リマ」

目の前に1人の少女?が立っていた。


「私はゲームの運営者のリマだよ」

「リマ?誰だそれ」

「ひど〜い、まぁそんなことは置いといて君にはご褒美をあげちゃうぞ」


なんだこいつムカつく喋り方をするものだ。

一発顔面にパンチでも食らわしてやろうか。

そんなことを俺は考えていた。

するとふと思いつく。


「その喋り方メールの送り主か?」

「そーだよーん」


相変わらずムカつくな。

メールの時といい今といいまぁそんなことは今はいい

今はご褒美とやらが気になる。


「ご褒美とは具体的になんなんだ?」

「ご褒美はねー、リマちゃんが一つ願い事を叶えてあげるの」


なかなかいいご褒美だと俺は思った。

俺は一瞬ゲームを辞めたいと思ったが当然ながらそれは無理だろう。

少し考える。

うーん何がいいんだろう。

なかなか思いつくことが出来ない。

俺はとりあえず願い事を一つ決めた。


「能力をもう一つ欲しいんだが?」

「全然いいよ!何がいいのー?」


リマは宙に浮きながら上下逆になりながら問いかける。

俺はこの時一つ感心したことがあった。

それは服だ。

反対になっているのにドレスのような服はふつうに立っている時と同じ状態だったのだ。


「俺は〇〇〇〇〇〇の能力を希望する」

「オッケー!じゃあこれからも頑張ってね!」


そういうといつのまにか俺は自分の部屋にいた。

部屋にはレインがいた。


「ねぇ、いつきに一つ聞きたいことがあるんだけど…」

「なんだ?」

「戦い方はどこで習ったの?いやまずそれよりも人を殺すことに躊躇はなかったの?」

「躊躇ってあるわけないだろう。たかがゲームに」


なぜレインはそんなことを聞くのだろうか?

俺は分からない


「ゲームって殺し合いなのよ?あなた4人殺したのよ?」


????????

嘘!なんで知ってるんだろう?


「なぜそれを知っている?」

「運営の映像が一部録画していたわ」

「映像?」

「スマホで後で見たら分かるわ」


いやいやいや、運営はなんてもん流してんだよ!

おかしいだろ!

手の内がバレるだろ!これ!


てことは俺は人を本当に殺したということなのだろうか


「あなた人を殺したことがあるの?どうして戦い方を知っていたの?」


レインは質問だけでくる。

俺はもう頭がいっぱいいっぱいだったため適当にはぐらかした。


「な、なんのことだ?」

「白々しい!」


レインは刀を抜き俺に向かって突き刺した。

が、俺はその場を動かず首を傾けて避けた。

そして、腰に隠し持っていたナイフをすかさず抜きレインの首に当てた。


「ほら、やっぱりあなた強いじゃない」

「いやいやたまたまだよ」

「あの時の戦闘も手を抜いてたんでしょう」


俺は本当に大した戦闘技術は持っていない。

レインと戦った時だってあれが精一杯だった。

俺がレインの首にナイフを当てれたのには理由がある。

それはイベントのご褒美でもらった能力〝ラプラスの魔女〟があったからだ。

能力の内容は予測、つまり相手の攻撃の進路が見えるということだ。

しかし実際に出来るかは使う人の身体能力次第だ。


「これもあれのおかげか…」


俺がボソッと小さな声で言った時だ。


コンコン


「お兄ちゃん誰かいるの?」


結衣だ!


「おいレイン刀を隠せ」

「…分かったわ」


レインは二本の刀をベットの下に滑りこました。

それと同時に扉が開いた。


「だ、だれ?お兄ちゃんの彼女!?」


あ、ヤベェ今夜遅かった。

すっかりイベントで時間を忘れていた。


「あ、いや、これはだな結衣」


俺は一生懸命言い訳を考えた。

言い逃れ出来そうにない。

夜遅くに同い年の女子高校生を部屋に連れ込んでいたらおかしいだろう。

レインも何か言ってくれと目で合図する。


「結衣ちゃん聞いて、あなたのお兄さんに無理やり部屋に連れ込まれたのよ」


おいぃぃぃ!!!!!

レイン!!!!!

嘘を言うなー!!!!!


「てへ♪」


てへ♪じゃねーよてへ♪じゃあ!


「まだあるのよ私あなたのお兄さんに押し倒されたのよ!」

「ふーん、お兄ちゃんちょっと来てくれない?」


結衣の顔が怖い。

少し怒っているようにも思える。


この後みっちり深夜まで怒られた。

だがこれのおかげで少し嫌なことは忘れることができた。

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