第19話「フェアリーライフ」
どのくらい寝てたのだろう。
俺は目が覚めた。
ここはどこだ?
俺はベットの上で寝ていた。
「あっ!やっと起きたのです〜」
目の前には背の低い可愛らしい姿の女の子がいた。
「誰だ?お前」
「私はティナというのです」
助けてくれたのだろうか?
ボロボロだった体は驚くほど回復していた。
俺は切られた右腕を見た。
「治ってる?」
俺は驚いた。
ティナの固有能力だろうか?
「お!起きたんだ」
扉が開き片手にアサルトライフルを持った女が入ってきた。
俺より年上のお姉さんという感じの人だ。
「凄いだろ?ティナの固有能力だ」
「何の能力なんだ?」
俺はティナの能力を聞いた。
「ティナの能力は〝フェアリーライフ〟だよ」
「〝フェアリーライフ〟?」
「生物であれば全て治すことができるのです」
ティナが自慢げに言った。
「ところでさ、その銃を持った人は誰だ?」
「あー、しっけいしっけい自己紹介が遅れたね」
銃を持った女は名乗るを忘れていたようだ。
「私は、惠だ、固有能力は〝影の代理人〟だ、まぁ簡単に言うと影を操る能力だよ」
「なかなか良い能力だな」
「そうでしょ」
急にティナが話題を変えた。
「そうそうレインさんもこの建物にいるのですよ」
「レインは大丈夫なのか!?」
俺は間髪入れずにティナに問い直した。
「はいなのです!」
俺はその返事を聞くとホッとした。
「ところで何で助けてくれたんだ?」
「あー、それはうちのリーダーがさ」
リーダー?
誰だろうか
「案内するよ」
「レインさんもナギさんもいるのです」
そう言って扉の前まで案内された。
扉を開けるとレインとナギのおっさんがいた。
ナギのおっさんはくつろいでいる。
「いつき!!」
レインがこちらへ駆け寄ってきた。
「大丈夫なの?」
「あぁ、この人たちのおかげでな」
レインはホッとしたようだ。
「レインも傷は大丈夫なのか?」
俺はレインの心配をする。
「えぇ、ティナのおかげでね」
レインはチラッとティナの方を見た。
ティナは照れている。
「良かった、でリーダーって言う人は…」
「俺だよいつき、何時間ぶりだ?」
俺は驚いた。
こ、こいつは…




