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アコガレ



父親が32歳で死んだと聞かされた時、俺の中で寿命は決まっていた。



声も顔も分からない人。夢には絶対出てこない人間。



俺も早くに死ぬ事で、繋がりができると思っていたし、今でも思っている。



だから、若いときは休まず働いた。心を満たし、身体を傷つける作業に没頭した。順番は逆だったかもしれないが。




痰に血が混じった時も、顔の骨が折れた時も、胃にピロリ菌が住み着いた時も喜びの方が大きかった。俺も早くに死ねそうだなって。




でも、段々とそれが厳しくなってきた。中々決定的に身体を壊さない身体だった。



だからなのか、俺は心を壊すことにした。ドMとか、そういう次元ではないと思う。




それは今もしている。



そうすることでしか生きられないんだから。

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