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折れない心を作るのだ。

作者: 池袋秋葉

 正直に言うならば、半ば勢いみたいなモノである。


 きっかけは冬コミ落選。その事実を知ったときの衝撃は、自分でも予想以上だった。

 コミケを甘く見ていたよ。今まで落ちなかったからといって、今回も受かる保証なんて何処にもなかったのにね。ましてや、当方斜陽ジャンル。規模縮小こそあれ、増える要素は皆無な訳で。


 相方共々1日落ち込んで。

 やっと立ち直り始めたときに、このサイトと巡り会った。

 そして、ふと、思った。これは天啓かもしれない、と。


 確かに今の自分にも、それなりに固定読者がいる。毎回イベントの都度に声をかけてくれたり、感想メールをくれたりするような方々が。

 だが、それは所詮狭いジャンル内での話だ。選択の余地が少ない中では、どれだけ好評を得ていたところで、完全な自分の実力ではあるまい。


 だから今が。今こそが、チャンス。

 締め切りのない、この冬だからこそ、修業をしよう。今の自分に甘えず、満足せず、もっといい作品を生み出すために。

 知らない多数の人の目に触れる場所へと、自らの文章を送り出し、リアルな生の声に耳を傾けるのだ。

 或いは、予想以上に落ち込む結果になるかもしれない。だが、何事も経験ではないか。


 そんな風に、見えない何かに背を押された気がして、作家登録をした。

 胸は今、初めて他人に見せるための作品を書いたときのように高鳴っている。


 さて、始めようかな。

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