表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集  作者: 夢咲白憧
2/3

想像してごらん




目を閉じて…


想像してごらん


今世界の裏で

何が起きてるか…


僕が遊んでる間に

誰かが汗だくで働いてること…


僕が何かを飲んでる間に

誰かが雨水を飲んでること…


僕が何かを食べてる間に

誰かが餓えてること…


僕が歩いている間に

誰かが歩けずにいること…

僕が笑っている間に

誰かが泣いてること…


僕が寝ている間に

誰かが寝むれずにいること…

僕が未来に希望を抱いている間に

誰かが明日も見えず絶望してるのこと…


僕が今こうしてる間に

誰かが亡くなってること…

想像してごらん


それだけで何かが変わること…










《解説?》


『僕が遊んでる間に

誰かが汗だくで働いてること…』


⇒一般的に働いてる人もそうだけど、私がここで想った(想像した)のは、子供た

ち。良くTVとかで見ますよね?貧しい国の子供がごみ置き場でごみを拾ってるシ

ーン。その子達は私達が何も感じずただ遊んでいる間、遊べず働き続けてるんで

す。


『僕が何かを飲んでる間に誰かが雨水を飲んでること…』


⇒これも上記と似てますが私達がジュースやお茶etsを飲んでいる間、世界のどこ

かで、綺麗な水すら飲めず、雨水や泥水を飲んで喉を潤しているんです。


『僕が何かを食べてる間に誰かが餓えてること…』


⇒私達は何も考えずに当たり前のようにご飯やおやつを食べてますよね?でもそ

れすら出来ず、世界のどこかでは餓えを凌げず、餓死している人がいるんです。

『僕が歩いている間に

誰かが歩けずにいること…』


⇒人間には足が二本あって歩けることは当たり前じゃない。足だけでは無いけで

なく、理由もひとつではないけど障害を持って生きている人がいる。明日は私達

が歩けなくなるかもしれない。他人事ではないし普通に歩けるのが当たり前なん

じゃない。生は平等なんです。だからその等を決して忘れてはいけない。


『僕が笑っている間に

誰かが泣いてること…』


⇒言葉通りだけど、笑っている人達だけじゃない。私達が楽しそう笑っている間

に世界の誰かは苦しんでるかもしれない。貴方の隣にいる人だってそう。今一緒

に笑っている人だってそう。今一緒に馬鹿騒ぎして笑っていても心の中では泣い

ているかもしれない。そんな小さなsosを気づいてあげれたら…そんな後悔しない

生き方をしたいですね。

『僕が寝ている間に

誰かが寝むれずにいること…』


⇒私達が夢の中にいる間、悩みを抱えて眠れずにいる人がいる。戦で脅えている

人だって…そう想うとただ寝ることだって幸せなこと。そう思えませんか?


『僕が未来に希望を抱いている間に

誰かが明日も見えず絶望してるのこと…』


⇒上記と少し被りますが、私達が何気なく描いてる未来予想図。それすら出来な

い人がいる。今も昔も人同士の醜い争いが続いている。今正に、その中で身を潜

めている人だって世界には沢山いる。その人達は明日にすら希望を持てず絶望し

ているかもしれない。世界に平和を…そんな当たり前の願いも叶えれない人間っ

てホントにちっぽけで醜い生き物ですね…


『僕が今こうしてる間に

誰かが亡くなってること…』


⇒今まで(上記を)含めてですが、私が今こうやって文字を打っている間だって、

誰かが傷つき命を落としている人がこの世界のどこかにいるんです。

それ等を私達は決して忘れてはいけない。

私達の全てが当たり前ではないことも忘れてはいけない。

私はこの世界に『正解』という言葉はないと思う。逆に『間違い』と言う言葉だ

って…

何が正しくて、何が正しくない…それは正直わからないけど。

皆が皆同じ笑顔で居られたら…そんな当たり前の願いすら叶わないこの世界が悲

しいと想いました。だけどそれが生きていく…ということなんですかね?……





仕事の行き帰りにいつも通る道があるんですけど、その近くにセレモニーホール

があるんです。それで通り道によく告別式をする遺族の名前が書いている看板が

置いて有るんですよね…

毎日毎日、知らない人の名前が、日に日に名前は変わるけど、その看板には刻ま

れているんですよね。

一人の時もあれば同じ二、三名の名前が書いてるときもある。

その看板が空白の(置かれてない)時なんて殆どない。

私が住んでいる小さな市でそうなんです。だったらこの県内で、国内で、世界で

、一日にいったいどれくらいの人がなくなっているんだろう…そこを通るとき度

々想うんです。私が当たり前のように仕事へ行き、車を運転しているまさに今だ

って…この一秒だってそう、世界のどこかで誰かの命が消えているかも知れない

そう想うと何か切なく、やるせない気持ちになって…

そんな想いを文章にして残してみました。


最後に最後まで読んでくださった方、ホントにアリガトウ御座いました。


そしてこれを読んで何かを感じてくだされば光栄です。




皆に幸あれ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ