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スカッと学園!図書委員会VS全校カオス大戦  作者: なのは


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1/3

第1話「ソーラン節テスト崩壊事件 ―児童会担当の暴走―」

理不尽な怒鳴り声が響く教室。

「グループが違ったら教えてないんか!?」

そう怒鳴ったのは、ソーラン節と児童会、両方を担当する先生だった。

児童会は別の活動中。なのに「なにしてたの!」と怒られる。

理不尽すぎる展開に、図書委員会の4人――ちひろ、なつみ、かずと、えつじ――の中で、何かが静かに爆発した。

これは、委員会の“静かな戦士たち”が全校を巻き込んで起こす、スカッとでカオスな学園大戦の幕開けである。

「グループが違ったら教えてないんか!!」

教室に響く怒号。

一瞬で空気が凍りついた。

机の間の空気がピリピリする。

(で、出た……先生の“理不尽スイッチ”。)

ちひろは内心でため息をついた。

その先生はソーラン節の担当であり、同時に児童会の担当でもあった。

つまり今怒ってる相手(児童会)も、自分の担当。

しかも昨日は、「児童会以外の子は練習に集中していいよ」と言っていたのだ。

でも今日のセリフは──

「児童会も関係ない!全員で教えなきゃ意味がないだろうが!!」

(いや、先生。昨日と言ってること真逆やん……。)

ちひろの心の中で強烈なツッコミが走った。

しかも、合格してない子は一人。

その子、昨日まで二人いたんだよ?

そのときは何も言わなかったくせに。

「先生、なんで急に……」

なつみが小さくつぶやく。

先生はそれを聞き逃さなかった。

「“なんで”じゃない!お前らの心が冷たいんだ!!」

「えっ、心!?」

「関係ないのに?」

「いやいやいや、理屈めちゃくちゃ……」

教室中に小さなざわめきが広がる。

でも誰も大声では言えない。

怒鳴られる未来が見えるからだ。

放課後。

図書委員会の部屋に逃げ込んだ4人。

「なぁ、もう無理じゃね?」

えつじが机に突っ伏した。

「児童会担当なのに児童会も怒ってたよね?」

かずとが首をかしげる。

「そう! 自分の担当怒ってどうすんの!」

なつみが立ち上がる。

「でもさ、理不尽だからって黙ってたら負けじゃん」

ちひろの目が鋭く光る。

「反撃、しよう。」

沈黙のあと、なつみがニヤリと笑った。

「いいね、それ。図書委員会が見返すんだ」

「放送委員も巻き込もうぜ!」

「俺、スローガン考える!」

魚肉ソーセージをかじりながら、ちひろが笑う。

「“読むことは戦うこと”——スローガン、決定だね」

第2話「図書委員会、立ち上がる!」 に続く——

(次回、放送委員会と手を組み、全校カオスの幕が開く)


後書き

理不尽な怒鳴りから始まった学期末。

でも、静かな図書委員会はもう黙らない。

本と知恵で戦う彼らの物語が、ここから幕を開ける。

次回――放送委員会と手を組んで、全校を揺るがす反撃開始!

第2話「図書委員会、立ち上がる!」 へ続く。

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