番外編④
~五ツ星 高級 宿屋~
(^○^) ようこそ、お客様。
ご予約の……ビターノ様ですね。
それでは、この者が ご案内します。
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( ´∀`) こちらが、お部屋となります。
(; ´ー`) ウン……?
──その部屋には『何も』なかった。
ベッド、テーブル、イス、時計、ティーセット、メモ、ペン、せっけん、バスタオル、足拭き、スリッパ、バスローブ、ハンガー、エトセトラ……。
本来なら あるハズのモノが、見事なまでに
『ない』。
( ´△`;) どゆこと?
(-_- ) ここは、豊かな都市部から来られる裕福な方々の泊まる宿……。
私たちボーイは、宿の主人にカネを払うことでボーイとして働くことを許され、客を あてがって もらって おりますが、給料は出ず、自分で稼ぐこと と なっております。
(; ´ー`) ……ウ~ン?
沈思 黙考すること、しばし──
ビターノは、懐から巾着を取り出すと、中から大 金貨を数枚、『チップとして』ボーイに手渡した。
(*`▽´*) ありがとうございます♡
ボーイはビターノに感謝すると、部屋の入り口を振り返り──
( `Å´) オイッ!
部屋の外で待機していたと思しき 小間使いたちが、次々にイスやテーブルなどを運び込んでくる……。
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何もなかった部屋は、今や 本来の姿を取り戻していた──
(; ´ー`) ……ご苦労さん。
( ^∀^) 入手したい品や情報、馬車や魔 電報の手配、部屋を訪ねてくる客人の接待など、ご要望が ありましたら、なんなりと お申し付け下さい♪
(; ´_ゝ`) そ、そうさせて もらうよ……。
………
結論から言うと、ボーイは かなりのシゴデキ人間で役に立った、もとい、チップ分は働いてくれたのだった。
(もち、その都度 チップを支払った)
( ´△`;) こちとら、たしかに都市部から来てるけど……
だからって、裕福とは限らないんだけどナァ……
((-_- ;) 財布が痛い)
めでたし、めでたし……?




