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あなたは俺のクレープ・フェアリー  作者: 雪玉 円記
1巻き目 再会は全く甘くなかった
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始まりの記憶

新連載を始めます。

クレープ屋でバイトに励む、クレープオタクの強面高校生と

とある対人トラウマで捻くれに捻くれきった、クレープ屋店長の間に

絆が芽生えゆく話です。


1話に1回はクレープ要素を出したいですw



 突然だが、お前らは2、3歳頃の記憶って覚えてるか?

 俺はとっくに曖昧で、覚えてることの方が少ねえぐらいだ。

 だが、これだけははっきり覚えてる。


 じゅわ、っつう音を立てながら焼かれる生地。

 甘い匂いの湯気。

 真っ白な生クリームに切られたイチゴ。

 うっすら黄色の生地が畳まれ、紙の袋の中に入れられる。

 そのクレープを作った手が、チビだった俺にそのクレープを渡してくる。


 その手の持ち主は、なんかうっすら笑っていたような。



「面白い!」

「応援するよ!」

「続きが読みたい!」


など思われましたら、下部いいねボタンや、☆マークを

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何卒よろしくお願いします。

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