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短編小説詰め。  作者: 月結睡蓮☂
1/1

皇帝サマ。

いちさくひんめ。


むかし、むかーし


あるところに 皇帝サマという ひとがいました。



皇帝サマ は とっても えらーい ハズのひと。


けど、この皇帝サマは ちがいました。



生まれは メカケバラ、 アズマヤでそだち、


15のとしに ラクなくらしを させたげる、といわれて


とつぜん おエライサンに もちあげられた


ニセモノの 皇帝サマ。



皇帝サマも それを わかっていて、


けど、ここにいたら おカネには コマラないから、


それに アタマもそんなによくないから、と


ムズかしい コトは ぜーんぶ


おエライサンに まかせて、


皇帝サマを なのって いました。



けど、なにかが おかしくなった。


おかしくなったのは 皇帝サマが 18になった とき。



おエライサンに つれられて、


皇帝サマは ひとつの おへやに つれてこられました。


そこに あったのは うすい あかりと、


へやのかべ ぜんぶに かかった かーてんと、


それから、 おおきな おおきな べっど。



皇帝サマは、イヤな よかんが しました。


にげようと しました。




けど、まにあいませんでした。




けっきょく 皇帝サマは、そこで 


『ジュンケツ』 を ウシナいました。



そこから、皇帝サマの セイカツは かわりました。


まいにち、おエライサン の ナカマたちが


皇帝サマの いる おへやに きて、


皇帝サマを よごして いきました。




そんなひびが つづいて、すうねんご。


皇帝サマは さいしょは テイコウ していましたが、


しばらくして アキラめました。


だって、テイコウしたって ムダだから。


イタいおもいを するだけ だから。



おエライサンは ナカマたちから おカネを もらって はっぴー


おまけに クニを のっとれて、 チョー はっぴー


おエライサンの ナカマたちは 皇帝サンを おかせて はっぴー


おエライサンに よくしてもらえて チョー はっぴー



みんな みんな、 チョー はっぴー!!




ー おしまい。







 え?



こんなの、「 はっぴー えんど 」 じゃない?


「 ないよう、カゲキすぎない? 」?



なに いってるの?





… いいこと おしえてあげるよ。



キミたち まさか よのなかの ぜんいんが


「 はっぴー えんど 」 をむかえる って、おもってるの?


がんばったら、みーんな そのぶんだけ むくわれる とか、おもってる?


こんな しょうせつ、 ムナクソワルクて みてられない、って、おもってる?







ー ゲンジツは もっと ムナクソワルく なりえるのに?










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