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異色の魔術師  作者: 佐々木雄太
第4章  NPCとの遭遇
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「ロイさん、これからどうするのですか?」

「そうだな」

 広い草原を抜け、ようやくどこかにつながる街道に抜けた。

 ここまでの道のりに一時間かかった。

 ダークウルフを倒した俺たちは、それから様々なモンスターと出会い、戦った。

 パーティーを組む以上、連携を何度かしないといけない。

 移動している最中、リーシャと話し色々と情報を交換することで何かしら得るものもあった。

 この世界から出る方法は現在、見つかっておらず、後、これが現実世界だという事だ。

 この世界ではいろいろな職業を取得することができる。

 でも、二種類しか選べない。その職業にあったサブ職業しか選べないのだ。

 俺の場合は、剣士がメインであり、魔術師がサブである。

 一方で、暗殺者【アサシン】がメインのリーシャのサブ職はまだ、分からない。

 次は、モンスター。

 モンスターは、倒された後、アイテムやお金をドロップすることになっている。

 ここの設定などは変わっていない。

 そして、パーティーについて。

 パーティーを組むと、様々なユニークスキルがつくらしい。それはパーティーを組んだ後に分かったことだが、俺たちの場合は、攻撃力が10%アップされる。

「どうせ、このまま進んだとしても街には、たどり着かないな。でも、ここは街の外だし、PKがあっても困るが、ここは野宿だろうな」

「そうですね。日が暮れる前に、街に着けばよかったのですが……」

 俺たち二人は、近くのモンスターが出そうにないところを探す。

 ま、野宿するくらいならアイテム道具を使うしかないな。

 一応、彼女にも野宿用の道具がないかと聞いてみるが、暗殺者【アサシン】は、そういうのは持っていないと言われた。

「大丈夫だ。俺が持っているから今日はそれに泊まろう」

 俺はアイテムボックスから野宿用の簡易住居を召喚する。

 簡易住居は、木製の家であり、部屋や風呂、トイレなど、必要なものは全て揃えてある。

 旅をするものには、結構、使われているアイテムであり、三十万Gで取引されている。

 派手すぎないこの簡易住居は、街で住んでもあまり目立たないだろう。

 後は、食料などを召喚した。

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