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最強剣士異世界で無双する  作者: 夢見叶
セレモニア王国編 第3章王都奪還

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第68話 VSエメル 1

 さっきまで俺達に気づいていなかった魔族達がこちらに向かってきた。


 それに、さっきまで二階の奥の部屋にあった二つの気配の内一つがこちらへと向かっていた。


「シェリー少しまずいことになりそうかも」


「まずいことって何なのよ」


 声が少し震えている。


「多分城の中にいる魔族の殆どがここに向かっている」


「それ少しじゃなくてかなりやばいじゃないの。早く先に進みましょう」


「それも出来ない。多分前から幹部の一人がこっちに向かってきてる」


「戦うしかないわね」


「ああ、そうなるな」


 お互いに覚悟を決めて魔族と戦うことにした。


 それからすぐに周りを魔族に囲まれた。


「分っていたけどなかなか中数だね」


 軽く周りを見てみると十や二十は軽くいる。そして、


「あらあら、お困りの用ですね人間」


 目の前の階段からゆっくりと一人の魔族が降りてくる。


「ケンイチあれが幹部なの?」


「そうみたいだな。それにセシルよりも強いかもしれん」


「ウソでしょ」


「それならいいんだけどな」


 シェリーの顔が険しい物になっている。


「お前は、一体何者だ」


「私は魔族幹部のエメルですわ。どうぞよろしく」


「別に魔族なんかとよろしくしたくないけどな」


「それはこちらも同じです。ですが自分を殺した相手の名前くらいは知っておきたいのかと思いまして」


 確実になめてきている。人間と魔族では身体の能力でかなりの差がある。それにセシルが使っていた魔法無効化出来る魔法。もしエメルも使えるならかなり厳しい戦いになる。それにあの時と違って今は周りにかなりの魔族がいる。やつらがどう動くかによっても戦い方が変わってくる。


「それで私達に何の用なの!!」


「用と言うほどでもないですが、あなた方をここで殺しておこうかと思いまして」


「でも私達はあなた方と同じ魔族幹部の一人セシルを倒しているのよ。そんな簡単にはやられないわよ」


「それは楽しみですね」


 エメルは、笑みを浮かべながら言っている。だがシェリー、メインで戦うの俺なのですが。と思ってしまった。


 俺は最初から剛炎剣と氷魔剣を構えて剣に魔法反射を付与して構えた。


 だがエメルは笑みを浮かべたままである。


 俺はまず正面から切りかかってみた。剣に魔力を流して向かって行く。だがエミルにもう少しのところで剣へ流していた魔力が消えてしまった。やはりかと思いながらも攻撃を仕掛けていく。


「やはり特殊魔法の使い手か」


 その言葉を聞き体が止まってしまった。


「図星のようだな」


 動きを止めた俺を見ながら言ってくる。


「お前も知っているのか?」


「お前も? そうかセシルの奴も気づいていたのか」


 笑いながら言っている。


 仲間の一人がやられているのに一体何を考えているのか分らない。


 だが、そんな事を話していてもしょうが無い。今度は足に気を集めて高速で移動しながら攻撃を仕掛けるが避けようともしない。


 思いっきり切りかかる。エミルの体に剣が当たるが切れない。


「堅い……」


 かなり力を込めたはずなの何故切れない。


「何故みたいな顔をしてるな。何で切れないのかと」


 全てお見通しのようだ。一度エメルとの距離を取った。


「私は、魔族の中でもトップの防御力を誇っているんだ。たかが人間ごときの攻撃でどうこうなる物ではないよ」


「最悪だな」


 小声で呟きながら笑ってしまった。何がおかしかったのか分らない。ただ今の絶望的な状況を考えると笑ってしまう。


「ケンイチ何笑ってるのよ。今の状況分ってるの?」


「分ってるよ。だからもし俺に何かあったら後よろしくな」


「何かあったときって何なのよ?」


 だがそのシェリーに答えずにエメルの方を見る。


「人間そろそろあきらめたか?」


「何をあきらめるって言うのですか?」


「そうかお前バカだろ。この絶望的な状況分ってないんだろう」


「分っていますよ。あなたに俺の攻撃が通用しない。かといって逃げ場はない。どうしようもないですね」


「分っているんなら何で諦めないんだよ」


「それはまだ希望が残っているからかもしれないですね」


「その希望ってまさか今地下室に向かっているあいつらのことか?」


 そのことにも気づいているのか。


「違うよ。なんだ特殊魔法の事を知っているから魔法反射以外の魔法について知っているのかと思っていたが思い違いだったよだな」


「そう言う意味だ」


「なに、簡単な話し、お前達魔族にも知らないことがあったって事だよ」


 俺は正面から攻撃を仕掛けていく。


「ちょっ……ちょっとケンイチあんた」


 後ろからシェリーの声が聞こえた気がしたが気にせずに突っ込んでいくのだった。

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