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最強剣士異世界で無双する  作者: 夢見叶
序章 第3章 夏休み

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第32話 父との再戦 1

 シェリー達が帰ってから2日がたったある日。


「ケンイチ、モンスター討伐に行かないか?」


「パパ唐突に何?」


「いやな、剣術大会で対人戦で成長は見れたが、モンスターに対してお前がどんな風に戦うか見てみたくてな。どうだ?」


「そう言うことならいいよ。」


 帰ってきてから殆ど1人でトレーニングするか、シェリー達といるかで父さんを構ってなかった。多分父さんも息子が構ってくれなくて寂しかったんだと思ったので、話に乗ることにした。


「何のモンスターの討伐に行くの?」


「それは着いてからのお楽しみだ。」


 父さんは凄く笑顔であった。


「ママ行ってきます。」


「気をつけてね。ケンちゃんも父さんも。」


「おお、行ってくるな。」


 母さんの見送られて、出発した。


 父さんに連れてこられたのは、村を出てすぐの高原であった。


「ほらケンイチ見てみろ。」


 父さんが指を指す方を見てみると、


「ゴブリン?」


 見えるのはゴブリンであったが、動いてるスピードがそれとは明らかに違っている。


「ゴブリンで間違えないぞ。」


「でも、ゴブリンよりかなりスピードが速いよ。」


「そらそうだ。あれはゴブリンライダーなんだからな。」


「何それ?」


「ゴブリンライダーはな、ウォルフと言うEランクのモンスター乗っているゴブリンだ。」


「それだけ?」


「それだけだ。」


 全然説明になっていなかったが、何故か胸を張っていた。


 とりあえず戦ってみるしかないかと思い、ゴブリン達の前に出ていった。


「ケンイチ、俺は今回手を出さないからお前の好きに戦ってみろ。」


 父さんの方を見てみると少し離れたところで座って叫んでいた。


「はぁ~~。」


 父さんの言葉にため息をついてしまった。


 それから1度深呼吸をして心を切り替えてから、剣を構えた。


 気配察知を使って数を確認して所、合計で10体のゴブリン達がいた。


 数が多いためバラバラに動かれては、倒すのに時間がかかってしまう。そのためヘイトアップを自身に付与して注意を引きつける。


 10体のゴブリンが俺を睨みながら突撃してきた。


 しめしめと思いつつ眼と足に強化を使い、動体視力最大限まで上げて、動きをとらえる。


「やるか。」


 小さな声で呟き、ゴブリン達に向かって行った。足に強化を集中していたため、いつも以上のスピードが出ている。そのスピードを利用して、ゴブリン達とのすれ違い際に4体切り倒した。


 仲間がいきなりやられて何が起こったか分からず動きを止めてしまったゴブリン達。そこを狙って、近づき残りの6体を切り倒して父さんの所へと戻っていった。


「パパ、終わったよ。」


「見てればそれくらい分かるが、お前の動き早すぎて見えなかったぞ。」


「それは、距離も離れていたからだよ。近くで見てたら目で動きを追うぐらいパパなら余裕だったと思うよ。」


「そうか?」


「そうだよ。それよりも早く帰ろ。」


 父さんの手を引っ張って起こし村へと戻っていった。その道中、


「でもなんであんな所にゴブリン達がいたの?」


「そのことか。ほんの1ヵ月前なんだが、村にゴブリンの集団が押し寄せてきた事があったんだ。」


「それ大丈夫だったの?」


「村に死者は出てないし、討伐に出た冒険者にも被害は0で終わったよ。ただ、倒し損なったゴブリン達があっちこっちで暴れ回ってるんだよ。」


「それでこの前も山の中にゴブリンが現れたんだね。」


「そう言うことだろうな。」


 それであの時ゴブリンキングまで現れたのか。この辺りには普段いないモンスターだったから不思議におもっていたが、これで解決だなっと思った。


 話をしながら歩いていたらいつの間にかギルドの前まで来ていた。


「父さん、今回の依頼の報告してくるから待っておいてくれ。」


「分かったよ。いってらっしゃい。」


 父さんはギルドの中へとはいっていった。待ってる間、いろいろな人が俺の方を見てきていたが、声をかけようとする人はいなかった。


「ケンイチ待たせて悪かったな。」


「大丈夫だよ。それより早く帰ろうよ。母さんが待ってるよ。」


「そうだな。帰ろうか。」


 家へと帰っている途中も、擦れちがう人達が俺の方を見ていた。


「パパ、なんで村の皆僕の方をチラチラ見てくるのに話しかけてこないの?」


「それはな、お前が剣術大会で最年少優勝した事を知ってて、興味はあるけど話しかける勇気が出ないから見てるんしゃないか。」


 なんだそうだったのかと安心した。なんだか悪い気はしないと感じた。


 家に着くと、


「ただいま!!」


 元気な声で叫んだ。


「ケンちゃんに父さんお帰りなさい。」


 母さんが迎えてくれた。家の中ではすでに昼食の準備がされていた。


 俺も父さんもお腹ぺこぺこで急いで家の中へと入り席へと座った。それを見ていた母さんは、少し笑い名がら席に着き家族3人で昼食を食べた。


「そうだケンイチ、後で父さんと模擬戦をしないか?」


「また突然だね。」


「いいじゃないか。モンスターと戦っているお前を見てやりたいと思ったんだから。」


「別に僕はいいよ。今度は父さんに余裕で勝つから。」


「そう簡単にはいか無いぞ。今回は父さん魔法も使っていくからな。」


「それって本気ってこと?」


「そう言うことだな。」


「なら少しは楽しめそうだね。」


 心の中でわくわくが止まらなかった。1年前戦った時は、魔法なしの剣術のみ戦闘だった。だが今回は、魔法有りでの本気の父さんと戦えるのだから。


「言いよるな。」


「まあね。」


 お互いに気合いは十分だった。



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