第7話 ナビ覚醒
暫く街道沿いに走っていると
それは突然起こった。
インカムのスピーカーから聞こえて来た
[ナビ「規定走行距離に到達したのでver.upを行いました。」]
ナビ「初めましてマスター」
長居「え!?どういう事?」
ナビ「意思疎通が出来るように成りました」
長居「おおー便利屋の〜。これから音声認識でいいのか?」
ナビ「はい、権限は乗務員に限りますが、その認識でokです」
長居「じゃあ自動操縦も出来るの?」
ナビ「私に搭載されているアイサイトもver.upしましたので私の意思による運転も可能です。それと各カメラから捉えた映像から[鑑定]も出来る様に成りました。また運賃表と運賃箱を設置する事で運賃からのバスポイントが入手出来ます。またバス停を設置する事でバス停まで自動で運行します。尚テロ対策してある宿舎付きバス停が建造されますので是非設置して下さい」
長居「って事はバス停を設置して旅客事業をしていればポイントも貯まるし、追加機能で宿屋みたいな事も出来るのか?」
ナビ「宿舎付きバス停の利用料金を設定して頂ければ料金を払わないと入れない設定も出来ます、バスの乗り降りは専用のゲートで危険物は持ち込めない様な設計に成っています。使用料、運賃はこの世界の標準金額で宜しいですか?」
長居「おおー、それじゃまだ少ししか走ってないからキャンプに戻ってバス停を設置するか」
長居車内放送「本日は長居観光をご利用頂き誠に有難うございます。先程のキャンプに忘れ物をしてしまいましたので引き返します、申し訳ございません。」
俺様観光なので文句は聴かね〜w
まぁバスに興奮してて文句無いみたいだけど、サクッと戻ってバス停設置しよーっと