真夜中と黎明の間
【真夜中と黎明の間】
季節違いの肌寒い
真夜中と黎明の間には
何も無い寝室で肌を触れ合う不純作業
君の合には
私への愛は無く
瞳にいつも映るのは
ここには居ない愛しの誰か
学の無い私でも見抜ける君の心と夜に触れる
黎明の光射すまで…
世界で一番大好きで
世界で一番大嫌い
矛盾の想いを込めて飯事
「愛してる」と囁いて
せめて真夜中と黎明の間だけ
そんな日はきっと来ないけれど
楽の無い表情を見抜けぬ君とふたりで夜に溶ける
黎明の光射すまで…
世界で一番大好きで
世界で一番大嫌い
ホントの想いは秘めて飯事
愛を込めて抱きしめて
せめて真夜中と黎明の間だけ
目覚めれば君は居ないけれど
真夜中と黎明の間…
ありったけの私の愛は
君には偽者の愛だ
何も無い寝室で涙を零す単純作業
最後に残るのはいつも哀だ…