決闘
長い長いテストがようやく終わったので、とりあえず書き上げた駄文を投稿
昼ごろになり、俺は約束どおりギルドに行った。そこにはニコニコ笑顔の爺さんがいた。はっきり言って気持ち悪い。何であんな顔してるんだ?
「おお!来たか!決闘は広場でやることになったからの。今からすぐに広場に行くぞ!アリアはすでに広場にいるはずじゃからの」
何だって?広場で決闘・・・だと?
「ほれほれ何をしとる。さっさと行くぞ!」
俺は半分爺さんに引きずられる形で広場まで連れて行かれた。
まてまてまて!!!広場で決闘って何だよ!何でそんな目立つところでやんだよ!しかもだ!そんなところじゃ俺の魔法は危なすぎて使えないじゃないか!!!魔法無しで戦えと言うのか!
程なくして広場に着いた。広場の真ん中には魔法陣が浮き上がっており、その魔法陣を囲むように人が溢れていた。
「おい爺さん」
俺は爺さんに言い寄る
「なんじゃい」
「何で広場で決闘なんかするんだよ!」
「ん?サイモンに恥をかかせてやろうと思っただけじゃが、何か問題でもあるのかの?」
「問題大有りだよ!何してんだよ!しかも理由がサイモンに恥を書かせたいからって何なんだよ!」
あんたの都合なんて知らないよ!
「お主ならできるじゃろう、大丈夫じゃそのステータスなら負けるはずがない!」
ドヤ顔されても!
「ここの決闘のルールは足元に展開されておる魔方陣に触れたら負けで、触れたかどうかの判定は魔方陣が勝手にやってくれる。相手に致命傷を与えたことにおり相手側が続行不可能とワシが判断した場合は相手側が負けじゃ。もちろん殺しはダメじゃからの、もしも殺してしまった場合はギルドカードの剥奪と国といるならば遺族への莫大な罰金、さらに最低でも3年間は国やギルドで無料奉仕じゃ」
いやいやいや!いきなりそんな説明されても!
「ああ、ちなみにサイモンは剣を使いながら初級魔法と中級魔法を組み合わせて戦う魔法剣士じゃ。では頑張ってくれ頼んだぞアオイ。ワシは向こうで応援させてもらうからの」
サイモンに関する情報の方が今は大事だろうが!何がちなみにだよ!
「ちょっと!待ってくれ!」
俺の呼びかけも虚しく爺さんは人混みの中に消えてしまった。
「あ~もうっ!畜生っ!」
俺は人ごみを掻き分けやっとの思いで魔法陣の中へ入る。そこには人混みで見えなかったが周りにいる美女から激しい応援を受けている茶髪のすかしたいわゆるイケメンという奴がいた。
イケメンは死ね!リア充は死ね!お前は今、全世界の非リア充を敵に回した!もう一度言おう!イケメンなんてこの世から消えてしまえばいいんだ!
そう心の中で思っているとサイモンが話しかけてきた。
「よう、お前がこの俺の決闘の相手か、たくっ、無謀にもほどがあるぜ!ギルドランクAであるこの俺のことを知っておきながら挑んでくるとはな!しかも最近ギルド登録したばかりのひよっこときた!お前の度胸だけは認めてやろう!まぁせいぜい無駄にあがけよ!弱々しい冒険者さん、はっはははは!!!」
死ね、マジで死ね。人を嘲笑うかのように見下しやがって、イケメンだからって何でも許されると思うなよ・・・そうだ!お前にかつて経験した事のない屈辱を与えてやろう!
俺は奴に屈辱を、恥をかかせる為に、この決闘は使わないと思っていた魔法を使うために準備をする。爺さんは魔法を決闘が始まる前に展開してはいけないとか言ってなかったしな、何か言われても事前に説明してない爺さんが悪い。俺はより精密に魔法を構築させていく、より一層この決闘を忘れたくても忘れられないように・・・・・・
「んんっ!ではギルドマスターたる。このバナード・ロダンがAランク冒険者サイモンとDランク冒険者アオイの決闘を取り仕切る。両者!決闘の準備はよいな!」
「ああ、こんな奴すぐに倒して見せるぜ!」
女性陣がきゃ~きゃ~うるさい
「いつでもどうぞ」
もうすでに準備は整ったからな
「それでは決闘を開始する!・・・始め!」
二人ともなかなか動かない。だが、正確にはサイモンは動こうとしても動けないでいる。俺が事前に展開した魔法によって動けないのだ。別に始まる前に魔法を構築してはいけないと言われてないから大丈夫だ。それでは動けないでいるサイモンに屈辱を受けてもらおうか
俺はサイモンに構築しておいた幻術をかける。掛けた幻術の内容はこんな感じだ。
サイモン「ここはどこだ?俺は一体どうして森にいるんだ?」
スライム「ピキピキピキー!」
サイモン「ふん、スライムかこの程度の敵、造作もないわ!」
スライム「ピキー!ピキピキー!」
サイモン「攻撃がまったく効かないだと!小癪な!」
サイモン「くそっ!ぐはっ、うっ、ぬぅわっ・・・この俺がスライムに苦戦するだと!・・・」
サイモン「ぐはっ・・・何でこの俺が・・・スライム程度に・・・」
~以下省略~
スライムによる攻撃!サイモン涙目!
スライムは仲間を大勢呼んだ!サイモンは怯えた!
スライムはサイモンをリンチ!サイモンはぼろぼろになった!
スライムはさらにサイモンを攻撃!サイモンは瀕死状態に!
スライムの最後の追い討ち!サイモンの心も体もズタズタに!
サイモンに掛けた幻術の内容はスライムに襲われて死にかけるというもの。奴にとってはかなりの屈辱になっただろう。まあ同時に奴の精神も病みかけたが別にいいだろう。
幻術の事を説明すると
幻術は魔法を構築するのに時間が掛かり、必ず幻術に掛かるわけでもないので使う魔術師は少ない。必ず掛かるか分からないものなんて死活問題だからだ。そして、サイモンは一応あれでもAランクの魔法剣士なのでMGR(魔法耐性)が高いはずなんだが、いきなり体の身動きを封じられたことによって焦っていたことと俺のINT(魔法攻撃力)が馬鹿げたほど高いので俺の幻術が掛かったのだ。それとサイモンが焦らず幻術を解呪していたならば、もしかしたら、スライムに襲われることなんて無かったかもしれない。
んで、周りを見回すと観客は何もしない俺達を見てイラついているようだ。他の人からは見えないだけで色々しているんだが・・・さっき観客の一人が騒ぎ始めてからというもの罵声を浴び続けている。
「さっさと始めろ!」「何をしているんだ!」「サイモン様!あんなヘナチョコ野朗はさっさと倒してくださいまし!」「お前に幾ら賭けていると思っているんだ!」「早く戦え!」等々と叫んでいる
ふぅ、それじゃあ最後に恥でもかいてもらうか、
俺は今サイモンに掛かっている魔法を解除して新しくサイモンに魔法を掛けた。
「はっ!ここは、俺は戻ってきたのか・・・うっ、今度は・・・急に腹の・・調子が・・・お前、な、にを・・・した」
サイモンの顔色は真っ青になり、腹を抑えてその場にうずくまった。サイモンは何をされたかも分からないようで俺を睨みつける。この決闘を観戦している人々の中には数人わかった人がいると思うが
俺がサイモンにした事は簡単に言うと操作系の魔法でちょっと胃の中をかき混ぜてグチャグチャにしたくらいだ。さて、お次は胃の中にある異物を操作して強制的に吐き出させる。
「ぐふぅっ・・・おぶ・・・おえぇぇ・・・・・」
さらに追撃!魔法で涙と鼻水を無理やり出させる!・・・・・シュールな光景で、なかなかの見ものだな。ついでに言っておくが、俺は断じてSではない。ノーマルだ。
魔方陣を取り囲んでいる人々は腹を抱えて笑っているか、この光景を見て唖然としている。中には、今突きつけられている現実に耐えられなくて気絶している女性が数名いた。
ふっ、たとえイケメンだとしても、この状況ではただの面白い顔だな(笑)
最後に俺は腰にある剣を抜き――――――
いまだ異物を吐き続けるサイモンに近づいて――――――
――――――首に剣を軽く当てた――――――
不定期更新で駄文で間あけた割りに短くてすみません




