第18話「中間カップの逆襲!“Bカップの民”はどちらにつくのか?」
『ちっぱい★ウォーズ! ―この世はボインが正義!?―』
第3章:境界を揺らす者たち
第18話「中間カップの逆襲!“Bカップの民”はどちらにつくのか?」
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【開かれた戦場跡地】
ティアとスリィが撃破したドムドム姉妹の敗走から数時間後――
バストラグーン旧都市に、不穏な一団が現れる。
「……やっと見つけたわ、“ちっぱい連盟”。」
やってきたのは、整った顔立ちと落ち着いた物腰を持つ女性騎士。
胸元には、誇り高く「B」のエンブレムが輝いていた。
彼女の名は――
> アーシェ・ビーライン
中間カップ王国〈ビートリア〉の外交騎士にして、「Bカップの守護者」と称される存在。
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【“中間”という立場】
「我ら中間カップの者たちは、揺れているのです――
巨乳帝国の圧政に逆らうべきか、
それとも、この世界の“平均”として中立を保つべきかを」
ティアたちを前に、アーシェは冷静に語る。
「ちっぱい派、そして巨乳帝国――そのどちらにも属さぬ我らですが、今こそ決断を迫られています」
> 「あなたたちは、“ちいささ”を武器に戦う。
その信念を、真実として見せてくれますか?」
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【ティア vs アーシェ:試練の一戦】
「誇り高き“B”を侮らないでいただきたい――」
アーシェの剣は、しなやかで、鋭い。
一撃一撃がまるでバストの重みを測るように、鋭く揺れる。
ティアは防戦一方になりながらも、目を逸らさなかった。
「確かに……私たちは小さい。でも、それがどうした!」
ティアの拳が風を切る!
> 「ちっさいからこそ! 揺れじゃなく、魂が響くんだよ!!」
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【衝突の果て】
両者の必殺がぶつかり――
ティアの拳と、アーシェの“Bスラッシュ”が激突!
轟音とともに、地が割れる。
やがて、アーシェが剣を地面につき、片膝をついた。
「……なるほど。ちっぱいには、“揺れない信念”がある……のですね」
ティアは手を差し伸べる。
「一緒に……胸を張って、戦いましょう」
その手を、アーシェは静かに握った。
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【同盟成立】
こうして、ちっぱい連盟とBカップ中間王国は正式に手を組むこととなる。
スリィ:「ふふ……なんだか心強くなってきたね」
パンタ:「ふむ。“中間”が動けば、世界の均衡は変わる。ついに“乳戦争”の転機が来たな」




