第13話:「ゼロカップ解放!禁断のブラ、発動!!」
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『ちっぱい★ウォーズ! ―この世はボインが正義!?―』
第13話:「ゼロカップ解放!禁断のブラ、発動!!」
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【ママミルク農場・最深部】
濃厚な“乳霧”が視界を覆っていた。
天井の灯りすらぼやけ、白く霞む中に、重く鈍い足音が響く。
「……おまえたちの“誇り”など、所詮、栄養にならぬ乳首ごっこ」
ドスン、ドスン。
圧倒的な質量とともに現れるは、
母乳戦鬼――その胸はもはや“装備”だった。
左右のバストに直結されたミルク・キャノンタンクが、乳圧をチャージしてゆく。
> 「見せてやろう、帝国の母性力というものを!」
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【戦闘開始】
「来るよスリィ、気を抜くな!」
ティアは霧の中、空気を読むように片膝をついた。
耳を澄ます。ミルドラの乳圧は空間を揺らしている。
スリィは恐怖で肩を震わせながらも、拳を握りしめる。
「わ、私……怖いけど……逃げたくない!」
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【ミルドラの奥義:搾乳波動拳・全開】
「すべてのちっぱいに、制裁をッ!!」
ミルドラが腕を前に突き出した瞬間、
ミルク・タンクから極太の乳白色ビームが放たれた!!
――《搾乳波動拳・完全展開》!!
空間を裂く乳光。瓦礫を焼き、壁を吹き飛ばすその一撃が、ティアを狙う。
「ッ――来いよッ!!」
ティアは叫び、真正面から拳を突き出す。
《拳圧:ちっぱい反撃波!!》
激突の衝撃が、農場全体を揺るがせる。
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【ゼロカップ・ブラ、覚醒】
その時だった。
崩れた壁の向こう――
銀の光が、静かに棚の中で脈動していた。
「……あれが、“ゼロカップ・ブラ”?!」
ノップが即座に警告を発する。
> 《警告:ゼロカップ・ブラは、全乳力を“無”に還す》
《装着者の乳力も、例外ではありません》
「私が……着ける」
そう呟いたのは、スリィだった。
ティアが振り向く。
「……スリィ?」
「私……戦うよ。“乳力”じゃなく、信じる気持ちで!!」
スリィは銀のブラを掴み、躊躇なく装着した。
次の瞬間――
世界が、震えた。
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【ゼロカップ・ブラ:発動】
「これが……全ての乳圧を打ち消す、ゼロの力!!」
スリィの身体から、静かな波動が広がっていく。
バスト値すら存在しない、完全なる“平坦”の波動。
それは、乳力への最大のカウンターだった。
「なっ、なにィ……!? 私のミルクキャノンが……止まって……!?」
ミルドラの巨乳が、みるみるしぼんでいく。
> 「きゃああああッ!? わ、私の母性がぁぁぁ!!」
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【勝利とその代償】
スリィはふらつきながら、ゆっくりティアの方へ歩いてくる。
胸は――完全なゼロ。
それでも、彼女の顔には自信と誇りが宿っていた。
「ティア……わたし、やれたよ……!」
ティアは、しっかりと彼女の手を握った。
「ありがとう。スリィ。あんたは、最高のちっぱいだ」




