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第12話:潜入!ミルク農場の秘密と、幻の無乳(ゼロカップ)ブラ!



『ちっぱい★ウォーズ! ―この世はボインが正義!?―』

第12話:潜入!ミルク農場の秘密と、幻の無乳ゼロカップブラ!



---


【帝国領・第三区画 母乳供給施設《ママミルク農場》】


そこは乳帝国最大の“栄養源”と呼ばれる場所。

白く巨大なドームが連なり、空には乳白色の蒸気が渦巻いていた。


「うわぁ……全部、牛舎じゃないよね……?」 スリィが思わず顔をしかめる。


「“人間の母乳”を魔力変換して出荷してるって話よ。帝国の闇、そのものね」


ティアの言葉に、ノップが解説を重ねる。


> 《確認:ここでは“強制授乳術式”によって、乳力ちからを生産しています。》

《そして奥には……幻の装備、“無乳ゼロカップブラ”が保管されている可能性が高い》




「ゼロカップブラ……?」


ティアは聞き返す。その名に、なぜか胸がざわついた。


> 《それは、乳力バストマナを完全に無効化し、いかなる巨乳も平坦に変える禁断の装備です》





---


【潜入開始】


ティアとスリィは、帝国兵に変装して農場へ潜入する。


ピチッと張りつく制服。スリィの小さな胸元には余裕がありすぎて、ガバガバ。


「ちょ、ちょっとこれ……!中身なさすぎて怪しまれない!?」


「大丈夫よ、“空っぽ”が最強なんだから!」


ティアはウィンクして応えた。



---


【敵、現る】


施設奥部にて――


「この先に、ゼロカップブラがある……!」

そう踏み込んだ瞬間、轟く声が天井を揺らした。


「無乳など、認めん……!」


姿を現したのは、帝国直属の母性戦士――

母乳戦鬼・ミルドラ(バストL・LL・∞)


金属製の巨大なミルクタンクを両腕に抱え、圧倒的な母性のオーラを放つ女戦士。


「来い、反逆のちっぱいども!乳圧ちからの前にひれ伏すがいい!!」



---


【戦闘開始】


ミルドラの攻撃《搾乳波動拳》が空間を揺らす!


ティアたちは咄嗟に飛び退き、波動をかわすも――

周囲の壁が崩れ、貯蔵タンクが破裂!あたりは濃厚なミルクの霧に包まれた。


「ぐっ……視界が……!」


「くっ……でも、今こそ!」


ティアはスーツの中から、亡き姉が遺した小さなペンダントを握りしめる。


「私たちは……“ちっぱい”を、弱さの象徴にしない!!」









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