第10話「激突!魔乳将軍バイン・バイン!!」
『ちっぱい☆ウォーズ! ―この世はボインが正義??―』 第4章:巨島方隅、運命の分尺点 第10話「激突!魔乳将軍バイン・バイン!!」
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舞台:帝国境界、新たなる露天の宝土「巨島バストリッジ」
地平線の地形が、まるで女性の臍を絵に描いたような山脇。 そこは、ばすと値が200cmを超える者のみが跡を残せるとされる、伝説の地。
「はぁ…ここが、影を持たない者には通れない、巨島方隅…」
ティアは深く息を吸った。 肩で呼吸をしながらも、目は温かな熱を漂わせている。
「美しい。こんな大臍、初めて見る……なんてね。さっさと進もう。本体が悪しいんじゃない。誰かの心だよ。」
そして…その場に、大地を振るうよな音が雷のように上がった。
> 「ウフフフフフフフフフフフンッっっっっ!」
グラマのような音。
往ないで漂う波動の向こうから、一人の女性が歩んでくる。 失私なまでに持ち上げられた乳戸。 それはもはや「脱力」ではない。 「単純な重力大」だった。
魔乳将軍、バイン・バイン。
> 「ようこそ…小さき者よ。我が肩に輝くは、ずばりましき補正ブラ。我が手の戦いは、相手をまるごと担いたまま、補正すること。」
ティアの背中が、ぞくりと涼しくなる。 だが、退くことはしない。
> 「それ、単にばすとの話しだろ!」
破裂するほどの気合いで、ティアは飛びかかった。
スリィ、チリも同時に攻撃を開始。
しかし、バインの魔乳は、一握の指をひらいただけで…一層の重力波動を発生させる。
小さき者は地面に踏みしめつけられるような…難航性。
> 「ごほっっ…なんなのこれ…ごりっつ、しめつけられてるみたいな…!」
> 「ぐっ……ティアさん! もう胸が、風でも痛いよお!」
その時、ティアは一歩前に踏み出し、投げた。
> 「これが、継承された『空気密拡拳』!」
ゴゥォォォンッッッ!
重力波動を逆らう実体衝撃。 バインの魔乳が、少しびくっと振れた。
> 「ほう…それは何の拳……」
> 「『ずばりましく』なんかじゃない!『壊れたまま』でも、立ち上がるための拳だ!」
最終拳『空を把む雲の拳』!
日の光に合わせ、大臍をぶち抜く素早い拳。
バイン・バイン,笑って振り返そうとしたその顔に、非表情が溜まる。
> 「この乳…破れる…?」
――巨島が、粉々に絡れるように振動した。
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結果。
バイン・バイン、背後にの網羅にだけは、辞さなかった。 だが、小さき者の拳は、巨島をも乱すに協力しあう力を指し示したのだった。
> 「ふ、小さき者よ…その胸の光は、我にも見えた。ひとすじの光、しかし昇った光ならば…」
ふらり、絶対者は笑った。




