大災害の手張
天文暦2450年7月18日
カタストロフィが発生。A国が消失。第1大陸で発生した彼は、第一大陸を消滅させたのち、
第3大陸へ侵攻、第3大陸の全エネルギーを収集し、帰宅した模様。
これにより、人類総人口の6割が死滅する災害が起きた。
その時の元生存者の日記を発見、筆者は災害により死亡した模様。
以下はとある現場で発見された興味深い手帳の記録である
7月18日13時05分
突然大きな振動が起こった。この時私は家にいたが突然家が崩れるほどの衝撃だった。
近くにいた娘に覆い被さったと同時に壁、天井が崩落し下敷きとなった
14時10分
少しの間気絶していたようだ。意識が明確になると同時にとてつもない痛みが走る。
どうやら腕が折れているようだ。あの衝撃で腕一本でよかった
少し這って移動できるぐらいの空間があったそこへいく。
そこにはラジオがあった。ラジオを回収し周波数を合わせる。
14時19分
ラジオより放送がかかる。どうやら起こったのは隣の大陸だったようだ。
なんと1000年に一度のカタストロフィが起こったという。
最悪だ今回は何人が死ぬのだろう?彼もそろそろここへの干渉をやめてほしい。
14時55分
突然化け物が襲いかかってきた
私の娘を殺そうとしている。私もきっと死ぬだろう。せめて娘だけでも。
ああ娘は殺され、私も死ぬ。
嫌だ嫌だ誰か助けて。
15時01分
ああ、お腹が減ってきたどこかに食料はないだろうか?
そういえば食料ならさっきいた。さっきのところへ戻ろう。
もう一匹が騒がしかったからつい殺してしまった。腐ったら困るしどうしようか?
とりあえず小さい方の体液を啜る
喉の渇きが少し抑えられた。
15時02分
私も死ぬ
誰か忘れないで
15時22分
また放送がかかった。今、A国が交戦しているらしい。ふんっ無駄なことをするものだ。
本当に人類は愚かだ。しかしさっきの小さい方は肉付きがよくうまい。やはり若い方がうまいな。
顔もいいし頭蓋骨は残しとくとするか。肉だけでなく骨の噛み心地もいい中から出てくる骨髄もうまい。
16時38分
ラジオの放送が入った。A国は消失したそうだ。はははバカな奴らだ。
いい加減ここにいるのも飽きてきた。さっきの女はまあ食わなくていいだろう。あんな惨めな死に方はしたくないものだ。まあしなないだろうが。
そういえばさっきの女が手帳に記録を書いていた。血で少し汚れたが俺も書いてみるとしよう。
17時00分
ラジオの放送が始まった。そうだこの電波に入り込み、移動するとするか。
よし、成功だ。たくさんのにんげんがいるな。
ギャーギャーざわざわと、人間は本当にうるさい。
何人が死んでるだけだろう?
本当に愚かだ。この私に歯向かったことを後悔しながら死ね。
18時00分
1・100・1000
もう何人殺したのか数えるのも忘れていた。
万入っただろう。彼にはそろそろ帰ってもらいたいな。
ああでもこんなにやってしまうともう直せないだろう。
まだあとで消すか。
ついでに、ここにきた証に頭と手帳にを置いておこう。
虐殺の様子を詳しく書いてみるか。
【この先はすでに消去されています】
17時
ラジオ放送中突如カタストロフィαが発生。そこにいる人々を虐殺の後、カタストロフィに干渉、帰宅する。
虐殺現場には少女の半分肉を食いちぎられた頭蓋骨があり、目玉はくり抜かれ、中に手帳が入っていた。
これで現在のカタストロフィに関する手帳の内容開示を終わる
読んでくれてありがとうごさいます。今日はあまり見てて嬉しくないお話を書いてしまいました。
次は笑えるような明るいお話を書きます。
ではまた会えると幸いです。