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呪いの人形 (朝)

最近、村で、妙な噂が、広がっている

それは、村近くの森で、不気味な人形があると言う噂だ

その人形は、首がつったように縄をかけられ、つるされており、目は、ない少女の人形だ


「村長どうにかしてくだせい」

「森に怖くて、薬草をとりにいけない」

「恐ろしやあああ」


と言ったような、村人達の声があるから、村長として、調べにいかなければいけない

魔物などは、危険だが、そういうホラー話でも、村人達が、恐れてしまうから、村長として、解決しなくては



「噂話では、この辺だろうが、どこだ、人形は」

「村長、あれじゃないか?」


アリスの言う方向を見てみるとあった

噂通りの人形で、縄のかかった、目のない少女の人形だ

だれかのイタズラか、それとも、幽霊的ななにかか……

まあ、幽霊なんて、いるはずもないから、だれかのイタズラだろう


「はぁ、まったく、だれだ、こんなところに変な人形を置いたやつは」

「なかなかセンスのある人形だ、禍々しさを感じる」


センスねえ……

アリスの趣味が、わからん


「おまえが、おいたんじゃなかろうな?」

「我じゃない、新しい技を開発してて、そんなことをしてる暇は、なかったからな」


 新技の開発!?

 また、大変なことにならなければいいが


 「ふむう、まあいい、さっさとこの人形を処分して、帰るぞ」


 持って帰って、燃やすか……

 それとも、川にでも、捨てるか


 「なら、まかせてくれ、村長、我の新技見せてやる」

 「おい、ちょと待て」

 「いくぞ、魔王ビーム!」


 魔王ビーム!?

 そのアリスの声とともに、人形のほうに向けた、指から、赤いビームが飛び出す

 禍々しい赤いビームが、当たると、人形は、バラバラに砕けだ


 「フフーン」


 アリスのどや顔を見つつ、バラバラ人形を見た

 なんかグロイことになってる……

 まあいいか


 「アリス、それを人に撃っちゃいけないぞ」

 「うむ」


 そう言っている時だった

 人形が、ばらばらのまま、浮き上がったのだ


 「ひぇ」

 「なに!?」


 あっという間に、バラバラ人形は、元の形に、くっついて、戻っていった

 そして、縄は、宙を浮かび、人形の首に巻き、首つり人形に戻った


 「アリスよ、あれは、お前の魔王ビームとかのせいじゃないのか?」

 「ちがうぞ、魔王ビームにそんな効果は、ない」

 「なら、これは……」


 元の状態に戻っただけで、なにもしてこないが

 このまま、ここにいたら、なにかまずいことが起きそうだ

 ここは、逃げるしかない


 「なんだ、村長」


 アリスの手を握り、来た道を走る


 「あれは、わしらの手に負えないかもしれない、だから、この件は、他のものに任せる」


 だれかのイタズラとか思っていたが、あれは、霊的な、やばいもんだ

 わしらだけで、なんとか、できるとも思えない

 それに、あのまま、あの場所にいたら、なにかまずい予感が、する

 ここは、村に戻り、霊の専門家にでも、依頼しよう


 「手に負えないって、この人形のことか?」


 そう言って、アリスは、わしの顔の目の前に、さっきの人形を出した


 「ひいいい」


 さっきの人形!?


 「アリスううう、なんで人形持ってきてんだあああ」

 「だって、再生する人形なんて、実験してみたくて」

 「早く、捨てろ!」


 アリスのもっていた、不気味な人形を奪い、遠くへ、投げ捨てた


 「ああ……人形……」


 なんてもん、持ってきやがるんだ


 「帰ったら、でかいプリン食わせてやるから、さっさと戻るぞ」

 「おお~巨大プリン!」


 悲しんだような顔から、元気を取り戻したアリスの手を引き、村まで戻った

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