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自殺防止対策委員会  作者: 氷雨
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生きたいですか?死にたいですか?

何故今、死んでいくのか、

主人公が

「必死で生きていて」の選択を

今の時代の家族、職場で、

どの様な救済が「ない」のかをリアルに見て下さい。

☆序☆


目を開けると、暗いいつもの自室だった。

酷く眠い、何より全身の筋肉が重い。トイレに行きなくなったが億劫でならない。


死なない為に最低限することは、部屋を清掃する事…極論、シーツが不快なら洗う。

布団を干す、掃除する、が一番大行事だ。


毎日する事は、食事を面倒がらない、トイレを面倒がらない、入浴を面倒がらない。この3つだけだ。



昨日は最悪だった。

物心ついてから、両親にも兄にも、「死ね」「お前が悪い」以外聞いてない。


勉強の成績が良いと親に感謝が足りないから悪い。

働いて親に取り上げられる金が足りないと悪い。

預貯金を親に使い込まれても、肯定しては否定され私が悪い。

病気になって動けなくなったら「お前の奴隷じゃない」…何か頼んだのだろうか?1回もない。


昨日も死ねというから、もういいと思った。

しかし、

死ねる可能性もあったのに、薬が足りなかった。それに、衝動では死ねない。

私は死ぬならば自宅でと決めていたから、現実的なものは首吊りか中毒死だろう。

計画的にできないなら、死ねない。


自殺するなと自分は他人に言えない。何故いけないか聞いて答えはありとあらゆるものを見た。


曰く、誰かの役に立つ為に産まれた。

……両親と兄の金の成る木の為に?弁護士の横領被害の為に?寄生させる為の命に価値があるのか。


悲しむ人がいる

……犯罪被害にあってから、母はことにつけ、住まいで死ぬな、よそでのたれ死ねという。

父は、聞いても、聞くのを拒む。

友人?いない。


殺人と同じだ。

……死ねという。過労死で自殺する。職場虐めを見る。体験する。


誰がこの国に人権などあると信じているのだ。

法あっても運用されない国。

法あっても履行しない裁判官、行政官。

法を利用して自己満足アピールに酔いながら、人の不幸に漬け込んで、仕事もせずに金を持って逃げるのが

弁護士達

犯罪被害を聞くことを批難し、罵る警察や警察官。


行政の自殺防止対策全て漁った。

自殺に追い込んでいるメールもうけた。


批難しても意味がない。

私は自殺する事は不幸でも、罪だとは思わないのだ。少なくともこの国では。



他人の税収で生きる人間達の怠慢を知ってるのに、

自殺防止対策など名前だけ立派な無駄をして、

寄生主の苦痛をコントロールできると信じたいだけの国で、

自殺は悪い事など私は信じていない。



ただ、涙がただ出ている。

死に損ねたのだ。早く……死ねば、…早く…






何故死にたいのか。

読者の方がこれなら死なない、甘えだ、なら良しの姿勢でしか書きません。

主人公の体感や経験を切り替えて書いて行きます。

序章は主人公の生死の選択前です。

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