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 いつから、ここにいるのだろうか―――

 気が付いたときには、どこかわからない島にいた。

 そこは白い海に覆われた広くどこまでも広がる青空の宙に浮かぶ島。白い町が点在するだけの島だった。

 不思議と悲しみ、苦しみ、楽しみ、さまざまな感情がそこに雫が零れ落ちるかのように少しずつ湧き出る。その感情はどこから流れ、どこかへ去っていくのかはわからない。

 ただ、言えるのはこの島がぼくに教えるためだということだ。


 初めて目を覚ましてから4か月ほど経過した。

 この町以外に山や地下などいろいろ探索できる場所があった。

 どこを見るのも楽しみだ。退屈する日はないほどだ。

 ただ、この白くて不思議な町には、ぼく以外に誰もいないことが不思議だった。

 この島にいたときから、誰かいるのではないかと探した。

 探した。1日経とうが、2日経とうが、7日絶とうが、1か月が絶とうが、結局誰も見つけることはできなかった。あのもの以外は―――

 ―――その、あるものとは“敵意をもつ水のような存在”だということ。

 その者は、白い町に姿を現しては牙をむき、殺しにかかってくる最悪。

 ぼくはぼくだけの力で最悪から立ち挑み、ぼくが守れる範囲の世界を守る。


 その者たちをいつしか、ぼくは“クロノ”と呼んだ。

 真っ暗な闇に包まれたような黒い液体の生物。黒と者をとってクロノと名付けた。

 白い町。ただ、あるその世界に広がるぼくだけの戦いと記録がその世界に刻まれる。


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