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A morbid illusion(病的な錯覚)  作者: 超人合体ハシライン
第1章 兆候
7/15

第3話 SOCO(兆候犯罪者取締局)2

はしらいです、2~3日で投稿したいと言ったな!あれは嘘だ!

はい、少し遅れてしまいました。

申し訳ござらんでござる。

今後とも頑張るので見捨てないで欲しいでござる。

あれからまた小一時間ほど飯島さんを慰めていた。

ようやく落ち着いてきた飯島さんの鼻をかませて鼻呼吸が出来るようにする。


土岐「落ち着きましたか?」

飯島「見苦しいところを見せてしまいましたね、もう大丈夫です、ありがとうございます」

土岐「いえ、それならよかったです、所で橘さん、僕たちが待っていたのって飯島さんの事ですか?」


橘は何度も頭を灰皿で叩かれたのでコブになっている所を押さえている。


橘「うう…痛い…」

土岐「もう一発逝っときます?」

橘「ももも!もう結構です!」

土岐「で、返事は?」

橘「あ、はいそうです、飯島の事です」

土岐「じゃあ人も揃ったんで話を始めてもらえますか?」

橘「え~?」


スッと俺は手に持つ灰皿を掲げる。


橘「解りました、ごめんなさい、もうしません」

土岐「よろしい」

橘「ったく、なんなんだよ…ぶつぶつ…」


スッ


橘「ごめんなさい、じゃあ話を始めるけど、ときに土岐君」

土岐「はい?」

橘「君はサインについてどこまで知っているかね?」

土岐「サイン、ですか?そうですね、患者(ペイシェント)になると同時に得る超常の力と聞いてます」

橘「うむ、だいたいあっているが、軽く捕捉させてもらうと、サインとは病気や大きな怪我のような身体的な異常と同時に発現するリスクと背中合わせの力だ」

土岐「リスク?」

橘「ああ、たとえば、サインが発症した時、病気によって発症したのなら、病状が進行する危険性がある」

土岐「それって危険じゃないですか!」

橘「ああ、それでその危険を顧みずにその力を使って犯罪を犯す者、自分はどうせ死ぬんだからと自暴自棄になって周りを巻き込んで盛大にやらかす者なんかを取り締まっているのが、我々SOCOだ」

土岐「はぁ……」

橘「何だ?反応が薄いぞ!今日から君の仕事でもあるんだからな?」

土岐「はぁ、は?はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

橘「何だ?聞いてなかったのか?誠一の奴め、いい加減なことしおって」

土岐「いや、誠一って誰ですか?」

橘「いや、君の部活の顧問だよ、(はやし)()(せい)(いち)

土岐「え?先生ってそんなに誠実そうな名前なんですか?」

橘「そうだが、はぁ責任丸投げかよ、怨むぞ誠一」

土岐「あの、すみません」

橘「ん?何だ?」

土岐「先生と橘さんってどういう御関係なんですか?」

橘「ん?あいつは私の弟だよ?」


この姉あってのあの弟だ、と俺は心底思った。

先生は婿養子

8/21 18:15タイトルをサインからSOCO(兆候犯罪者取締局)2に変更しました。

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