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A morbid illusion(病的な錯覚)  作者: 超人合体ハシライン
第1章 兆候
6/15

第2話 局員

昨日執筆してた分ですが今日投稿します~

頑張れ俺ファイト!とか言ってみる。

あの後、詳しい説明をするために連れて来たという説明だけを受けたが、まだあと1人局員が来るらしく、話はそれからとなった。

橘はその後もふざけ続けて、その態度に突っ込み過ぎで息が荒い俺に対して。


橘「興奮しているのかい?いけない子だなぁ」


などと言ってきた時はぶん殴ろうかと思ったが。


??「局長の性犯罪者!」


という怒声と共に俺の死角から鉄製の空の灰皿がフリスビーの如く飛んできて、橘に命中したのを見て俺の溜飲は下がった。

しかしいったい誰が投げたのか?

気になって俺は振り向いた。


??「ああ、あなたが土岐将真君ね?」


そこにはイケメンがいた、こげ茶色のショートの髪、シャープな感じの眼鏡、声は若干高めで微妙におねぇ言葉っぽく、淡い水色のストライプ系のワイシャツと濃紺のスラックスを見事に着こなしている。そんな爽やか系の少し残念なイケメンが、局長を名乗る恐らくこの事務所の最大権力者に、灰皿を投げ付けたのだ。


土岐「ええ、初めまして土岐将真です、それであなたは?」

??「ああ、これは失礼しました、まずは自分から名乗るべきでしたね、私は飯島、飯島(いいじま)(ゆい)です、今後ともよろしくね」

土岐「えっと、飯島さん?つかぬことをお伺いしますが」

飯島「ん?何かな?」

土岐「飯島さんは男性ですよね?」


ピシッと音を立てて空気が凍ったような気がする。

飯島さんは笑顔のまま固まっている。

そして、耐えきれないという風に後ろで倒れていた橘が吹き出し、爆笑する。

橘「ぶはははははははっははははははははははwww男性ʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ」

飯島「局長!笑わないで下さいよ!結構傷付いてるんですから!」

土岐「え?え?」

橘「ふひひひひ……っひ~笑った笑った、ねぇ将真君、この子こんなにイケメンでも女の子なのよ?」

土岐「え?えーーーーーーーーーーーーーー!?」

飯島「そんなに驚かなくても………」

橘「ぶふっ」


飯島さんがついには泣き出してしまい、結局宥めるのに30分近くかかってしまった。

その際に。


飯島「どうせ私は貧乳ですよ、母性を感じさせない体型ですよ」


とか。


飯島「確かに昔からこの顔の所為で女の子にはモテるし、男の子からは同性扱いしか受けないけど………」


とか呟いていたので。


土岐「女性は胸や顔じゃないですよ!」


と言ったら。


橘「女性の胸や顔じゃないですよ!」


と余計なことを言って更に泣かせていた。

もちろん一発殴った、落ちてた灰皿で。


結局俺が飯島さんの背中と頭を撫でて落ち着かせることになった。

俺の方が年下っぽいのに。

1000~1500文字付近でまとめて見ているんですがやっぱり1話1話が短いですね。

もう慣れてきたら2000文字とか3000文字とかに挑戦するかもです。

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