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A morbid illusion(病的な錯覚)  作者: 超人合体ハシライン
第1章 兆候
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第1話 SOCO(兆候犯罪者取締局)1

すみません、執筆遅くなってしまい、日を跨いでしまいました。

面目ねぇですorz

プロローグも終わり、本番開始です

あのあと、先生にプリントアウトされた地図と紹介状、それから行きがけの電車賃をもらった。

それを頼りに俺は新宿に来ていた、煩雑とした街の中で複雑な道を行き、たどりついた建物には、(ペナント募集中)のポスターが貼ってあった。


土岐「ここであってるのか?」

??「いや、ここではないよ」


俺の一人言に話しかけてきたのは長い黒髪に黒瞳の和風美人の女性だ、見返り美人とはこういう人を言うのではないだろうか?

鼻筋はスッと通っていて目は奥二重、眉はキリッとしていて、唇は薄いが、形は整っていて口紅の紅色が引き立つ化粧は全体的に薄化粧な印象だ、和風美人ではあるが、タイトなスーツを着こなしている大人な女性である。

しかし、いきなり話しかけてきた知らない人なので俺の警戒心は最大だ、無難にやり過ごそうと思う。


土岐「あ、やっぱりそうでしたか、どうも御親切に」


俺は彼女に丁寧にお辞儀をしてその場を立ち去ろうとする。

が失敗、首根っこを掴まれた。


土岐「ぐぶっ」

??「いやいや、待て待て、せっかく来たのだ、お茶くらい飲んで行きたまえ」


やばい、変な声出た。


??「ん?私か?国!家!公!務!員!だ!」

土岐「いや、聞いてないし、それに大雑把すぎる!あと首を離せー」


そして、へ・ん・な・ひ・と・だ!


??「そんなことはどうでもいい、さっさと来たまえ、お茶を飲みつつお話をしようじゃないか!大丈夫、痛くしないから、先っぽだけ、先っぽだけだから!」

土岐「やめろー首をはなせー」


俺は為す術もなく建物内に連れ去られるのだった。

そして建物内の狭い階段を後ろ向きで上る、結構怖えぇ。

俺はそんなこんなでボロボロのビルの3階にある、謎の事務所に来ていた。

事務所とは言っても現在は俺と彼女以外は誰もいない、正直、変質者っぽいこの人にこんな人気のない場所に連れて来られて精神的にヤバい。


土岐「何なんだよ!てかぶっちゃけ本当に誰だよ!?何で俺をここに連れてきた!?」


すると彼女は振り返ってこう名乗った。


??「ん?私かい?さっき名乗ったではないか?国家公務員、兆候犯罪者取締局、通称SOCOの局長を務めている、橘千郷(タチバナチサト)(仮)だ!」

土岐「(仮)って何なんですか!思いっきり偽名じゃないですか!」

橘(仮)「失礼な!全国の(仮)に謝れ!」

土岐「何で俺が怒られてんの!?」

橘(仮)「まぁ、冗談はここまでにしておいて、先っぽだけ!先っぽだけ!ね?」

土岐「そこは冗談じゃないの!?ってか何の先っぽ!?しかも先っぽをどうするの!?」

橘(仮)「ん、いい突っ込みだね、君才能あるよ?我が局で芸人として売り出していこうか!」

土岐「もう突っ込み疲れたわ!」

橘(仮)・土岐「「どうも、ありがとうございました~」」

土岐「じゃね~よっ!!!」

橘(仮)「おおう、キレのある動き、やはり芸人として、いや先っぽだけ……」

土岐「いい加減本題に戻れよ!」

橘(仮)「ふむ、して、本題とは?」

土岐「あと残ってる本題はあんたの名前と何でここに連れて来たかだよ!!」

橘(仮)「そんなに叫んで疲れないかい?」

土岐「疲れてるよ!それに叫ばせてるのはあんただろ!」

橘(仮)「いや、私は別に中学生に叫ばせて興奮する性癖なんてないんだが?」

土岐「性癖とかじゃねーよ!どこまで突っ込ませれば気が済むんだよ!」

橘(仮)「先っぽまでかな?」

土岐「それいつまで引っ張るんだよ!」

橘(仮)「まぁ、今度こそ冗談はここまでにして、私は先ほども言ったが橘千郷、君をここに連れてきたのは、君が今日ここに来るのを知っていて、君の学校の林先生から君の顔写真を含めた資料を貰っていたからだ」


俺はこの時、怒涛のようなボケに突っ込み続けて大切な事を聞き逃していた。


土岐「ここに来るのを知ってたって……」

橘「改めまして、ようこそ、兆候犯罪者取締局へ、我々SOCO局員は君を歓迎するよ、土岐将真君」


ここ、俺の目的地だったのか!?

読んで下さった方、毎度どうも!三河屋です!

感想、コメントがないので、誰か読んでくれてるのかと疑心暗鬼になりつつも、閲覧数を見て「あ、見てくれてる!見られてる!感じちゃう!」ビクンビクンッ!

としちゃうわけです、皆さんの閲覧、コメント、評価、ブクマ、その他諸々が全て私の力になっております、現在起承転結の起の部分なので、起伏はあまりないと思いますが、ストーリーを進めて早く異能バトルな展開を描きたいわけなのです!

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