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A morbid illusion(病的な錯覚)  作者: 超人合体ハシライン
プロローグ
2/15

プロローグ2(自覚症状)

ちょっと長いので3話位に分けて投稿しますね~


8/12 23:00少しだけ内容更新しました

8/14 00:13主人公の名前が間違っていたので佐倉→土岐に更新しました

気が付くと俺は病院のベットにいた。


土岐「っっ!?」


右肩から激痛、そこには三角布で釣られた右腕がある。


土岐「ああ、俺気絶したのか」

??「気絶したのかじゃねーよバッキャロウ」

土岐「え?」


今まで気が付かなかったがとベットの脇に、無精髭のおっさんと青年が立っていた。


土岐「何でここに?」

??「何でもなにも顧問である俺が直々に救急車呼んでやったんだぞ、それとも放置して欲しかったか?」

土岐「いえ、ありがとうございます、先生」


そう、おっさんの方は野球部の顧問の林田先生、下の名前までは知らん。


??「おい、将真」

土岐「どうしました?先輩」


さっきまで一言も話さなかった青年、彼は俺を野球部に誘った響葵(ひびきあおい)先輩だ、彼は去年卒業して今は公立高校に通っている。


響「どうしてそんなになるまで無茶したんだよ」

土岐「どうしてと言われても……」

響「あいつが倒れた時棄権しておけば、お前は!!」

林田「まぁまぁ、そうまくしたてんなって」

響「でも!」

林田「いいから」

響「……はい」

林田「そんじゃまぁ土岐、肩の調子はどうだ?」

土岐「どうだって?そりゃもう激痛っす、気絶してないのが不思議なくらい痛いっすよ」

林田「そうか」

土岐「そんで俺あの後どうなったんすか?」

林田「あの後はお前あれだよ、顔面から地面にダイブして俺大爆笑」

響「先生……」

林田「響は冗談がわからねーなぁったく、まぁあの後は救急車で運ばれて今まで3時間ほど寝てた、で今は18時でもうじき面会時間終了だな。」

土岐「そうですか、あんまり時間がたってないようで安心しました」

響「安心ってお前な!」

林田「病室で喚くな」

響「ぐっ……はい」

林田「まぁ気持ちもわからんでもないがな、土岐、お前に話さにゃならんことがある」

土岐「二度と野球は出来ないとかですか?」

林田「何だ、盗み聞きしてたのか?」

土岐「いえ、ただ投げる時に何となくああ、終わったなーと」

林田「お前結構軽いなー」

響「軽いなーじゃないですよ!それに将真も何でそんな風に思ってたらやめないんだよ!」

土岐「だって、別に野球が出来なくても死なないし?」

響「何でだよ!何であんなに才能あるのに……なんでだよ………」

土岐「いや、先輩に誘ってもらったから続けてただけですよ、俺はもう野球にこれっぽっちも未練はないです」

林田「正直話が早くて助かる、俺はこの後親御さんへの謝罪とかで色々と忙しいんでな」

響「何なんだよ!お前も先生も!あっさりしすぎだろ!」

土岐「先輩」

林田「響」

林田・土岐「「病室で喚くな」」

響「もういい!心配して損した!」


先輩が肩を怒らせて病室から立ち去る、不憫だ。


土岐「先生」

林田「何だ?」

土岐「日常生活には支障がないんですよね?」

林田「ん?ああ、日常生活を送る分にはな……ただ」

土岐「ただ?」

林田「お前はサインを発症した恐れがある」

土岐「サイン?何ですか先生俺のサインが欲しいんですか?」

林田「だったらよかったがな、生憎とこればっかりは冗談じゃねーんだわ」

土岐「そうですか、で、なんなんですか?そのサインっていうのは」

林田「ああ、サインはな、病気や怪我なんかが原因で発症する新種の病気みたいなものだ」


最近ニュースでたまにだけど耳にするようにはなっていたが、まさか自分がなるとは思っていなかった。


林田「ただ、病気と言っても普通の病気じゃない、原因、治療法は一切不明そして何より特徴的なのが、発症と同時に患者は超常的な力を得る事だ」


少しづつ俺の周りの普通が狂いだした。

はい、やっとこさ出てきました、異能です。

退屈だったって?今回は会話ばっかりでごめんなさい><

次回から何故サインが発覚したか何故サインと言うのかなどの説明回に入ります


会話と描写を区切って、描写も少しだけ変更や追加しました、多少は見やすくなったと思います。


主人公の名前が構想段階で適当に付けた名前のままだったので更新しました、佐倉って誰やねんと思った方、申し訳ありません。

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