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A morbid illusion(病的な錯覚)  作者: 超人合体ハシライン
プロローグ
1/15

プロローグ1(自覚症状)

文章校正力の拙い若輩者の初投稿ですが応援してくださったら幸いです。

それは眩暈のしそうなほど暑い真夏の日だった。


俺、土岐将真はピッチャーとしてマウントに立っている。

ミシッ


もう既に結構な回数を投げているし、正直腕が限界でこれ以上投げたら肩がどうにかしてしまいそうだが、さっきまで投げていた交代のピッチャーは残念ながら連日のハードなトレーニングが祟って肉離れを起こして倒れてしまった。


俺は力みを抜いて我流のフォームで構える。

ミシッギシッ


中学3年最後の大会、仲のいい先輩に誘われたから入った野球部で俺は今、最後の勝負をしている。

ツーストライクツーアウトランナー満塁、お前狙っただろって場所での交代だ、そして恐らくこれが………


俺の、野球人生最後の投球になるだろう。


何故か判らないが最後になるという確信がある、誘われたから入っただけでそこまで執着はない、だが、期待には応えたい。

死ぬほど野球が好きな訳じゃなし、野球が出来なくなっても人生で困ることは少ないだろう。


そして俺は今までで最高のボールを投げる。

ミシッギシッギギッバキッ


(あっ、これは折れた)

その音を聞きながら音の元凶に意識を向けてしまった。

自分の肩から信じられないような激痛、肩が異様に熱を持っている気がする。

痛い痛い痛い、痛い、痛すぎる、俺はこのままショック死してしまうのではないだろうか?

ストライクとゲームセットの声がどこか遠くに聞こえる。

肩を押さえて蹲ろうとする俺に駆け寄るチームメイトがあまりにもスローモーション、お前ら遊んでんのか?

そして俺は、そんなスローモーションの世界で、誰かが駆け付けるよりも早く、痛みに意識を持っていかれた。

初登校が本番ってドMか?

と思う人もいるかもしれませんが、至って普通のはしらいです。

文章が未だに拙いので何度か修正を入れるかもしれませんが御指摘や感想等あったらとても嬉しくて小躍りします。

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