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日本帝国記  作者: 浦波
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44 ローマ帝国の発展

 西暦120年(皇紀720年)



 コンゴ民主共和国、カメルーン、中央アフリカ、ナイジェリア、チャド、ニジェールを領有化した。

これでアフリカの大部分を取った。

後一息で終わる。




 コンゴ民主共和国を取った事でレアメタルのほとんどを独占出来た。

携帯や精密機器製作に必ず必要なレアメタルのほとんどがここで取れるからな。

ジャングルを切り開いてツェツェバエと戦い、ようやく支配出来た。

医療技術が現代以上に向上している日本だから出来た事だ。

ちなみにこの世界に人権や倫理は無いに等しいので現代では禁止されてる研究や人体実験も普通にやってる。

ES細胞やiPS細胞、クローン技術の発達のおかげ自分の臓器を作れるようになった。

拒絶反応など一切無い自分の臓器だから免疫抑制剤なんか飲む必要無い。

今までみたいにいちいち欲しい臓器を待つ必要が無い。

どんなに長くても1年以内に手に入るからな。

おかげ平均寿命が現代より長い。

このままいけば100歳まで生きるのが普通になってくるな。

まぁその前に肝心な脳がイカれてアルツハイマーになるだろうが。


とにかく、発達した医療技術のおかげで問題なく進軍出来、コンゴ民主共和国を制覇した。

早速鉱山の採掘開始だ。

現代では内戦やゲリラがいるから採掘にはかなりの危険が伴うが、この世界では無いから病気や生物以外気にしなくて良い。

他にも様々な資源国を手に入れたから採掘開始だ。




 段々ここらから内陸部は砂漠が多くなり、不毛の地が一面に広がる。

あんまり必要無いけど立派な領土だから管理しなくてはいけない。

河川がある地域は農耕や居住地に向くが、砂漠地帯の開発は難しい。

年間降雨量が極めて少ないから植林や作物を植えても育たない。

ダムでも作れば話は別だが、下手に塞き止めると川が干上がるかも知れないから慎重にやるしかない。

でも砂漠が何も使えない訳じゃ無い。

広くて太陽が1年中照ってるんだからソーラーパネルを設置すればかなりの発電量を期待出来る。

メガソーラー発電所や風力発電所を何ヵ所も作れば原発に頼らずに電気を作れるかも知れない。

まぁ自然が相手だから確実性は無いがな。

それでもゴミみたいに余ってる砂漠や開発困難地域を有効活用出来るかも知れない。

砂漠なら風力発電の不快音も気にする必要無いしな。




 ちょっと問題発生。

パルチア王国の貿易路のほとんどを潰したせいか、史実よりパルチア王国が弱ってる。

パルチア王国はシルクロードの要所を押さえて絹や貿易品で財を成していたからそれが遮断されたせいで財政が危ない。

今のところパルチア王国と貿易してんのはローマ帝国だけだもんな。

お得意様の中国やインドが無くなったからかなりヤバイ状態だ。

幸いにもローマ帝国の皇帝がトラヤヌスからハドリアヌスに変わったので和平路線に変わった。

ハドリアヌスは領土拡大より帝国内の平和維持と発展に力を注ぐからな。


しかしこのまま更に弱ると史実通りに和平が結ばれなくなるかも知れないからパルチア王国を助けなくてはならない。

一番手っ取り早く確実なのは日本がローマ帝国に攻め込む事だが、それではわざわざエジプトを迂回してローマ帝国と戦わないようにした意味が無い。

なので前の世界同様、武器を格安で売ったり、情報を与えなくてはならない。

こんなこともあろうかとスパイを潜入させていたから何とかなるだろう。

何としてでも日本のアフリカ支配までは保って欲しい。

史実では122年にローマとパルチアは講話した。

それまで保てば良い。

次ローマとパルチアが戦うのは162年の第6次パルチア戦争だ。

それまでは両国は平和を保っていた。


それに40年もあればローマ攻めの準備が完了する。

だから講話までパルチア王国を助けなくては。

ローマ帝国にも潜入させているスパイにテロやローマ高官の暗殺でもさせるか?

そうすれば国内に目が行き、講話に持ち込みたがるだろう。




 前記したが、ローマ帝国の皇帝がハドリアヌス帝に変わってからローマ帝国は戦争ではなく、領土内の平和維持や発展に力を注いだ。

ハドリアヌスは優れた建築家でもあり、様々な斬新な発想でローマの街並みを発展させ、ギリシャのアクロポリスを自ら再建させた程だ。


にしてもローマ帝国ってこの時代にしてはかなり進んでいるよな。

道は石畳や岩で舗装されてて歩きやすいし、道幅も広くて馬車も行き来してる。

建物も高層化し、4、5階建ての集合住宅でレンガやセメントで固めてあって頑丈。

そして何より公衆浴場があった。

日本の風呂とはかなり違うが、風呂文化を楽しんでいた。

しかし温泉に入るという習慣は無かったからか、基本的に浴場は水をボイラーで沸かしただけ。

オマケにその沸かすのは奴隷の仕事でかなり大変だったようだ。

大体ローマ人は技術が必要な物は作ってるが、食料等は奴隷が生産していた。

基本的にローマ人は消費するだけ。

あんまり仕事に熱心では無いらしい。


ていうかローマ帝国って領土拡げすぎたせいで滅びたんじゃね?

確かに軍事力があったからそこまで大きくなれたけど、開発が出来てなかった。

首都ローマやギリシャとか東ローマはかなり発展していたが、スペインやフランス、イギリスはかなり未発達だった。

自分の身の丈以上の物を求めた結果だ。

ローマ人以外は良い暮らしが出来なきゃ何れは破綻する。

分裂は必然だった。

南ヨーロッパで我慢して、国を発展させた後に進出すればもう少し領土を拡げられたかもな。


だめだよ急ぎすぎたら。

この世界の日本でさえ新たに国を落としたらしばらくはその国の発展に費やす。

そうしないと何れ手痛いしっぺ返しを受ける事になる。

俺の1000年以上の経験で痛い程分かった事だ。




 M-16系に変えた事で自動小銃を鹵獲され、敵に使用される事は減ったが、完全に無くなった訳では無いので自動小銃や拳銃などには所有者の固有DNAを読み取らないと操作出来ないようにした。

DNAの読み取り技術等が発展したことによってようやく実用化出来た。

これで例え敵に鹵獲されても使えない。

かなり金がかかるし、手間もかかるが、敵に武器を鹵獲されるよりはマシだ。

ついでに警官の銃や猟銃にもこの装置を取り付ければ所有者以外は使えなくなって銃を盗んでも無意味になる。

どんなに治安が良くなっても発砲事件は後を絶たない。

これで減少するだろう。

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