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俺の姫サン。  作者: うきわ
6/10

弁当。

久しぶりの更新です。

スミマセン…。

また、これからもぼちぼち書いていくのでよろしくです。

「圭吾、待ってよ~」

「なになに?怒ってんの?」

「ごめんって~。謝るから許してよ~」

「あ、でもついていっちゃうけど」

「ってシカト!?ヒドッ!!」

だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!

「うっせーーーーーーーーーーーーー!!」

はい、こちら圭吾。ってなんか警察官みたいじゃね!?

今、俺は智樹と一緒にいます。しかも、ちょっと口調が朱里に似てる…。

なぜかって?

勝手についてきてんだよっ!

どうにかしてくれっ!!




―――15分前―――

「は~、やっと昼休みじゃん~」

そういって智樹が俺をつつく。

「だから、何だよ?」

ホントにこいつは。言っとくけど、今日初対面だぞ!?

「別に関係ないって。運命だ・か・ら☆」

「キモッ。って、オマエは俺の脳と喋ってんじゃねーよ」

「確かに圭吾はさっきは喋ってなかった」

「は―――」

「でも、テレパシーで分かっちゃうのだ☆」

はい、嘘~。なんか、コイツめちゃくちゃ勘がいいっぽい…。

「ところで、弁当にしようゼッ!」

そういって智樹は弁当を取り出す。

緑のチェックの風呂敷。可愛いのもってんなぁ。

「なに?オレの弁当欲しいの?」

「いや、俺あるし…」

「そりゃそうだろうよ…。ま、これオレが作ったし」

「は!?マジで!?」

あっ。思わず手を握ってしまった…。

「えっ?あ、おう」

「すげーな、オマエ!若干見直した…若干」

ははは。なんか微妙な空気になってっし。

「も~そんなこといったらお嫁にいっちゃうぞっ☆」

あ、戻った。

「やっぱ、ウゼえ」

「なっ!?それが今日会ったばっかの奴に言うこと!?」

いやいや。先に馴れ馴れしかったのはオマエじゃん。

「俺も、弁当…ってあーーーーーーーーーーー!!」

「な…なんだ!?」

忘れてた…。

「俺、朱里の弁当持ってたんだった…」




―――で、今に至る。

やばいな、朱里困ってんだろうな。

「俺、ちょっと渡してくるわ!」

廊下を走る。Eクラスって遠っ!!

「あ、まてよ!オレも行く!」

はあ!?コイツついてきた!!

まあ、いっか。

ハア、ハア…。

「やっとついたし…」

Eクラスを見渡す。

「あ!朱里!!」

朱里に寄っていく。でも、なんか…あれ?

「え?圭吾?」

朱里が振り向く。

「もしかして、お弁当?」

「そうだよ、ホラ」

朱里の手の平にお弁当を落とす。

「あ…ありがとー」

へへっと、朱里が笑う。やべ、可愛い。

「朱里、もしかして圭吾ってこの人?」

誰だ、このコ。

「え?あ、うん!そうです」

朱里の新しい友達…だろうか。

「あ、圭吾、こっちは杏ちゃん。新しい友達」

あ、やっぱりか。

「えと、俺、深海圭吾。よろしく」

「あ、アタシ橋田杏。よろしく」

橋田杏。なんていうか、美人だな~。

朱里が可愛いだとしたら、橋田は綺麗…てきな。

「圭吾、圭吾の後ろのカッコイイ人、誰?」

なっ!?カッコイイだと!?

「はいはーい!見る目あるね、朱里ちゃん☆」

ぐいっ。智樹が後ろから乗ってくる。お…重い…。

「はあ。なんであたしの名前?」

「あ~、圭吾から聞いたから。で、オレは矢田智樹。よろしく」

「改めて、あたしは林朱里です。よろしくね、智樹くん」

智樹くん!?くん!?まあ、当然か…。

「あ、智樹でいいよ~」

「え?じゃあ、智樹。あたしも朱里でいいです」

と・も・き、だあ~~~~~~!?

「うん、よろしくね、朱里」

しゅ・り~~~~~~~~~~!?

「あ、キミは橋田杏ちゃん、だっけ?よろしくね」

「…こちらこそ、よろしく矢田君」

「え?智樹でいいのに」

「いえ、矢田君の方がしっくりくるから、そっちでいくわ」

「そっか、ま、いいけど」

コイツ、智樹の事苦手…なのか…?

「せっかくだし、みんなでご飯食べない?」

「なっ…!?しゅ、朱里っ…!!」

「え?杏…ちゃん?」

「あっ…。ゴメン、なんでもない」

「……?そう…?じゃ、食べよ~」

橋田杏…。どうしたんだ…?

「んじゃ、杏……」

「気安く名前を呼ばないでッ!!!!」

智樹が声をかけた途端に橋田はいきなり立ち上がった。

「ごめん、朱里。アタシ1人で食べるよ」

「えっ!?杏ちゃん!?…ごめん、圭吾!あたし杏ちゃんとこ行ってくる!」

「え?あ、おう」

……。

教室の雑音だけが聞こえる。智樹は黙ったままだ。

どうすればいいんだ?なにが起こった?

チラリ、と智樹を見やる。

「あ…のさ、オマエと橋田、前になんかあった…?」

智樹は黙ったままだ。

「いや、分からない。…というより、忘れてしまっているのかも」

「は?」

なにいってんだ、コイツ。それじゃあまるで…。

「オレさ、中2よりも前の記憶、ないんだ…」

……は?

たぶん、更新なかなかできないと思います。

でも、がんばるので、よろしくです!

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