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「赤い髪のメイドと猫王子」(セーラー服と雪女 第17巻)  作者: サナダムシオ


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⑬ 留守番の二人

 一方その頃、ここは一行の帰りを待つ、名護屋テレビ塔の亜空間レストラン。

 日時は1990年4月4日15時ごろ。


 今回、出番の無かった雪子は、鬼の?京子が出かけている間に、サン・ジェルマンと、まったりコーヒーブレイクを楽しんで居た。


「久しぶりの二人きりは、静かでいいわね?」

「そうだね。昔を思い出すよ。いや、キミにとっては、ついさっきの事なのかな?」


「私ももう、時間の概念から解放されつつあるわ。ひょっとしたら4次元人の気分て、こんな感じかも知れないわね?」


「それは…良い傾向なのかな?…それとも…?」

「もう、分かんないわ。気にしないようにしてるの。」

「…。」


「それより雪村から精神感応で聞いた情報なんだけど…。」

「何か気になることでも?」

「アナタにとっては昔、私にとってはついこの間、持ち帰った、例のキャップストーンの件よ。」


「ああ、あの…。」

「私は推察でアレを作ったのは太古の太陽神だと考えていて、セベクもそれを否定しなかったんだけど…。」

「うん、うん。」

「…どうも、アレ、カウンターアースの避難民による作品みたいね。」

「…ほう?」


「もしかしたら、太陽神もカウンターアースからやって来たのかも…。」

「…まさか、確かめに行くのかい?」

「暇なのよ、私。またちょっと、ビートルを借りるわね?」

 そう言って雪子は微笑んだ。


 二人がそんな会話を楽しんでいると、エレベーターのドアが開いた。

 そのタイミングで、ドヤドヤと異世界遠征の御一行が、帰って来たのだった。


「雪子姉さん、ただいまぁ~。」

 まず由理子。

「いやあ、疲れましたよ。」

 これは雪村。

「あら、お楽しみ中だったかしら?」

 これは京子。

「サン・ジェルマン先生、皆さんをお連れしましたよ。」

 これは鷹志だった。


「皆さん、お疲れ様。ゆっくり安んで下さいね。由理子さんは、雪子さんから、この後、何か依頼があるかもしれませんよ。」

 サン・ジェルマンはそう答えた。


「雪子お姉さまからの依頼なら、いつでも、どこでも、何なりとお受けしますよ?」

 ちょっと気だった感じに由理子が答える。


「一息ついたら、またちょっと、2万年程前まで、ひとっ走り付き合って貰えるかしら?」

「お安い御用ですとも!キャップストーンの件ですね?」

「流石、私の妹。察しが良くて助かるわ。」


「だって、私が持ってるお姉さまに勝てるチカラは、動物テレパシーぐらいしか無いですからねえ。」

「チカラが欲しいなら、そのうちに、色々教えてあげるわよ?


「欲しい、欲しい!念力!」

「私の妹だから、きっと飲み込みが早いと思うわ。」 

「やった!楽しみにしてるね!」



挿絵(By みてみん)

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