第三十六話「宮島OL、会社の飲み会で大失態!」
ある平日、会社の歓迎会
さくら「はぁ〜…やっと新人歓迎会かぁ…」
みのり「上司おるけぇ、粗相できんやつ…」
楓「大丈夫!社会人モードONじゃけ!」
ひより「…わたし…お茶で…」
さくら「お前は飲め!」
飲み放題スタート!社会人の自制心崩壊
「新人さん、飲んで飲んでー!」
「さくらちゃん酌してー!」
「楓ちゃんもっと元気出してー!」
楓「おいこら!一気は法律で禁止じゃろーがー!」
みのり「小声で正論言うなw」
一次会:順調に無礼講モード突入
さくら「課長〜!いつもお世話してまーす!」
みのり「“お世話してます”じゃなくて“お世話になってます”じゃw」
楓「先輩!推しの話聞いてください!!」
先輩「え?推し…?」
楓「いま妄想してるんです!舞台で!!」
先輩「怖い怖いw」
ひより、空気を読まずに鹿トークぶっ込む
ひより「ちなみに…鹿のふんは植物の肥料に……」
先輩「唐突!!」
さくら「社会人の飲み会で鹿の話すなwww」
みのり「誰もついていけんwww」
二次会カラオケ突入!制御不能
楓「わしのターンじゃああああ!!」
さくら「マイク返せwww」
みのり「隣の部長の目が死んどるwww」
ひより「…(寝落ち)」
先輩「この子寝とる!!」
ついに店員さんからお叱り
店員「他のお客様の迷惑になるので…」
さくら「す、すみませんっ…」
みのり「楓、黙れ!歌うな!」
楓「推しのソロパートぉおおお!!」
ひより「…(夢の中で鹿に追われてる)」
翌日――地獄の出勤
さくら「胃が…死んどる…」
みのり「部長に何話したか覚えとらん…」
楓「推しの曲だけは全部覚えとる!」
ひより「私…寝てた…記憶なし…」
さくら「もう当分飲み会出たくない…」
先輩からの一言
先輩「お前ら…昨日の勢いでよく出社できたなw」
さくら「…生き恥です…」
先輩「次の歓迎会はおとなしくしろよ〜?」
全員「はーーーい(小声)」
結論:社会人も学生と変わらん!
「でも楽しかったなw」
「社会人やってくってこういうことかもw」
「次はもっと大人しく…しような…」
「楓が無理じゃけどなw」
「おいwww」