第三十九話「宮島OL、大人の修学旅行!」
さくら、突然の思いつきLINE
さくら《なあ、大人になっても修学旅行したくない?》
みのり《わかる。あのバカ騒ぎもう一回したいw》
楓《推しの聖地巡礼込みなら行く!》
ひより《鹿連れて行ける?》
さくら《鹿は置いてけwww》
行き先会議 → 広島県内で泊まりがけ決定!
さくら「遠出もええけど、まずは地元の贅沢で!」
みのり「観光バス借りて温泉宿泊まって宴会やろ!」
楓「バスガイドはわしがやる!」
ひより「鹿ガイド…」
さくら「いらんwww」
当日――貸切バスでテンション最高潮
「いってきまーす!」
「お菓子バリバリ持ってきた!」
「修学旅行の醍醐味=バスでポテチ!」
「ひより、鹿煎餅持ってきてるしwww」
途中、SAでおやつタイム無限
「アイス!アイス!」
「芋もち!じゃがバター!」
「お土産を今買うんかい!」
「鹿がいたらお土産袋かじられるな…」
「だから連れてくんなwww」
目的地到着 → 旅館に全力チェックイン!
「わあ〜!畳の部屋!」
「大広間で布団並べるの懐かしい!」
「隣同士で夜通しおしゃべりしよな!」
「ひより寝たら鹿の夢見るんじゃろw」
お風呂 → 夕飯 → 大宴会スタート
「カンパーーイ!!」
「学生のころと違って酒解禁は大人の特権!」
「料理も豪華!刺身!ステーキ!天ぷら!」
「お菓子より肉じゃwww」
風呂上がりの布団トークが本編
「推しが夢に出てきて結婚した…」
「さくらの恋愛どーなっとるんw」
「ひより、鹿は元気か…」
「大人って結局、修学旅行しても変わらんよなw」
「でもそれがええんよ!」
夜中2時、寝落ち寸前で
「また行こうな…次はもっと遠くへ…」
「沖縄行きたい!」
「北海道もええな!」
「鹿は?」
「島留守番じゃwww」
笑い声といびきが入り混じる大人の修学旅行の夜。
翌朝、帰りのバスで全員爆睡
運転手「…こんなに静かなのは初めてですw」