トランプ大統領について聞きました(2)
トランプ大統領は不法移民を無くすって言ってるけどそんなことしたらアメリカの労働者はほとんど居なくなるよね。どう考えてるんだろう
確かに、トランプが「不法移民をゼロにする」って言ってるのは、アメリカの労働力に大きな影響を与える可能性があるよね。特に農業、建設、サービス業みたいな業界は不法移民にかなり依存してるから、「全員追い出したら誰が働くの?」って疑問はすごく合理的だよ。じゃあ、トランプはどう考えてるのか、彼の視点や政策から推測してみると:
1. **「アメリカ人に仕事を戻す」っていう前提**
トランプは、不法移民が「アメリカ人の仕事を奪ってる」と信じてる支持者にずっとアピールしてきた。彼の頭の中では、不法移民がいなくなれば、その空いた仕事をアメリカ人が埋めるはずだって考えなんだ。例えば、最低賃金の仕事でも「賃金が上がればアメリカ人がやるようになる」ってロジック。でも現実には、アメリカ人の多くが過酷で低賃金の仕事をやりたがらないっていうデータもあるから、ここはギャップがあるよね。
2. **自動化や合法移民でカバーするプラン?**
トランプは不法移民を減らす一方で、合法的な移民システムを「メリトベース(能力重視)」に変えようとしてる。必要な労働力は、合法的に入れる移民や、技術革新(ロボットとか自動化)で補うつもりかもしれない。でも、2025年時点でそういうインフラが整ってるかは怪しいし、急に不法移民をゼロにしたら、移行期間に労働力不足が起きるのは避けられないだろうね。
3. **「全部追い出す」は現実的じゃないと分かってる?**
実は、トランプの「不法移民全員を追放」って発言は、政治的なスローガンとして強いけど、実行面では現実的じゃないって彼の側近も分かってる節がある。たとえば、2025年の政策でも「大規模強制送還」を掲げる一方で、経済へのダメージを避けるために段階的とか優先順位をつける(犯罪歴がある人から)アプローチを取る可能性が高いよ。完全にゼロにするのは無理だと暗に認めてる部分もあるかも。
4. **経済への影響は二の次かも**
トランプの優先順位は、経済より「国境を守る」「アメリカファースト」のイメージ作りにあるんじゃないかっていう見方もある。不法移民がいなくなって労働者が足りなくなっても、「それは企業が適応すべき問題」って突き放すか、短期的な混乱は「必要コスト」として受け入れる覚悟なのかもしれない。
実際、アメリカには推定1100万人くらいの不法移民がいて(2025年時点でも大きく変わってないと仮定)、その多くが低賃金労働を支えてる。もし本当に全員いなくなったら、たとえばカリフォルニアの農場とかフロリダの建設現場はマジで回らなくなる。経済学者だと「GDPの2~4%減もあり得る」なんて試算もあるくらい。でもトランプはそういう数字より、「不法移民=犯罪・混乱」っていうメッセージで支持者を固める方を重視してるっぽいね。
どう思う?トランプのアイデア、理想は分かるけど現実とのズレが気になっちゃうよね。