1話
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「留年!?」
専門学校最後の夏の年学校の担任から言われた
「うん、今日来てなかったからちょうど足りない」
言葉がでなかった。
元々そこまで勉強する気もなかったけど留年となると話が別だった。
「え、いや...え?」
言葉が出なかった
「一応、教科担当の先生に相談するけど、親にも連絡行くと思うから」
電話を切る。
「親に連絡が行く...」
電話を切った瞬間心臓が張裂けそうになるほどの親への罪悪感
自分のだらしなさに後悔を覚えた、
ただそれでもめんどくささが勝った
昔からそうだった、やらなければならないことも全部後回しにして
後回しにしたことも、すべて忘れる。
こんな自分が嫌になっても次の日には、
自分が嫌になっていることも忘れてる。
忘却と怠惰を合わせたような感じになってる
それが自分
「はぁ~、…メンド」
こんな自分が嫌になるそれでも明日には忘れる。
「親父に、殴られるだけで済めばいいけど…」
「こんな風な20歳になるんだったらあの時死んどけばよかった」
自分には何回か死にかけた…いや親に迷惑をかけたことが沢山あった
クレジットカードを勝手に使ってゲームに課金したり(100万以上)
親父と殴り合いをしたり
崖から落ちて頭を打ったり
etc...
「はぁ」
思い出すと腹がむかむかする
息がしずらくなる
ほかのことが考えられない
ぐるぐるする
「やだなー」
...
「寝るか…」
布団に入る
だんだん眠くなる
「グゥ…」
_____________
とある異界
『いいなぁこれ』
『これにするかぁ』
『……メンドくせぇ』
______________
「ん~」
「…頭痛い、背中も痛い」
「え」
そこは自分の部屋ではなく牢屋だった。
「なんでえぇぇぇぇぇぇええええ!?」
「えっどうなってんのまだ寝てんの、夢なの?いや、夢だな、うん昨日留年だって言われて
だめになってるんだ、いやだめってなんだ駄目じゃない夢なら体が痛いわけ...痛い?」
......
「夢じゃないってことなのか?…ってか熱いなんでこんな狭い牢屋の廊下に松明あるんだよ、なんで電気じゃないんだよちゃんと照らせてないしなんか臭いしベットもないし石畳だしコンクリートでもなさそうだしなんでこんなところにいるんじゃー!!」「そこ、うるさい!」
「はぁ?」
そこには鉄格子ごしに怒鳴ってくる中世の鎧に似た鎧を纏っている男がいた
「何で怒鳴って「黙れ!罪人風情が喋るな!」
(どゆことーーーーー!?)